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「サーキュレーター」と「扇風機」の違いが分かりません。洗濯物を乾かしたいならコスパがよいのはどちら?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月19日 5時0分

「サーキュレーター」と「扇風機」の違いが分かりません。洗濯物を乾かしたいならコスパがよいのはどちら?

梅雨や花粉の多い時期などは、洗濯物を部屋干しする機会が多くなります。しかし部屋干しだと洗濯物がなかなか乾かなくて、生乾き臭が気になることもあるでしょう。   そこで活躍するものが、サーキュレーターや扇風機です。どちらも洗濯物に風を送って乾燥までの時間短縮に役立ちますが、どちらのほうがコスパがいいのか気になる方もいるでしょう。   そこで今回は、サーキュレーターと扇風機の違いや、洗濯物を乾かす場合にコスパがいいのはどちらかを調べてみました。

サーキュレーターと扇風機の違いは?

サーキュレーターと扇風機の違いが、よく分からない方もいるでしょう。どちらも羽を回転させて風を発生させる機器ですが、それぞれに目的が異なります。
 
サーキュレーターの主な目的は、空気を循環させることです。扇風機と比べて羽が小さい製品が多く、強い風を直線的かつ遠くまで送ります。首振り機能の範囲が広く、風を真上に送れることも特徴の一つです。
 
一方で扇風機の主な目的は、風にあたって涼めることです。大型の羽が備わっていることが多く、広範囲に風を送ります。サーキュレーターと比較して首振り角度が狭い傾向にあります。やさしい風を作れることや、運転時の音が小さいことなども特徴です。
 
サーキュレーターと扇風機の本体価格については、いずれも5000円台から2万円前後のものまで、メーカーや機能によって差があります。部屋の大きさや必要な機能を確認して、最適なものを選ぶといいでしょう。
 

洗濯物を乾かすにはどちらが効率的?

洗濯物を効率的に乾かすためには、強い風を送って風の通り道を作り、洗濯物の水分を飛ばすことが大切です。サーキュレーターと扇風機の特徴や目的を考えると、直線的かつ遠くまで強い風を送れるサーキュレーターの方が効率的であるといえます。
 
またサーキュレーターは首振り角度が広く、真上に風を送ることも可能です。水分がたまりやすい洗濯物の下部にしっかりと風を送ることで、乾きを早められると期待できるでしょう。
 
もちろん扇風機を使うこともできますが「風の通り道を作るほどの強力な風を送る」「高いところへ向けて遠くまで風を送る」といった点では、サーキュレーターに軍配が上がるといえます。
 

サーキュレーターと扇風機の電気代を比較してみた

サーキュレーターと扇風機のどちらにするかを決めるにあたり、電気代が気になる方もいるでしょう。電気代は、消費電力を基に以下の計算式で算出できます。
 
・消費電力(ワット)÷1000×使用時間×31円(1キロワットアワーあたりの単価)
※単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価を参考にしています。
 
例えばあるメーカーのサーキュレーターの消費電力を調べてみたところ、27~39ワットでした。洗濯物を乾かすために最大風速で運転したと想定した場合、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
 
・39ワット÷1000×1時間×31円=1.209円
 
1日8時間、1ヶ月(30日と仮定)使った場合の電気代は、290.16円です。
 
一方で、あるメーカーの扇風機の消費電力は15~40ワットでした。洗濯物を乾かすためには最大風速で運転する必要があるため、40ワットで1時間あたりの電気代を算出すると以下の通りです。
 
・40ワット÷1000×1×31円=1.24円
 
1日8時間、1ヶ月(30日)使った場合は297.6円です。
 
上記の例では、1ヶ月の電気代はサーキュレーターの方が約7円安くなることが分かります。また使用する時間によっても電気代は少し変わるため、サーキュレーターで効率的に洗濯物を乾かすことができれば、その分だけ電気代も安くなると考えられます。
 
ただし、最大風量での運転時の消費電力は使用する製品によって異なるため、購入前に確認しておくといいでしょう。
 

洗濯物を効率的に乾かしたいなら直線的かつ遠くまで風を送れるサーキュレーターが最適!

サーキュレーターは空気を循環させ、扇風機は風にあたって涼む目的があります。広範囲でやさしい風を送る扇風機に対して、サーキュレーターは強い風を直線的に遠くまで送れます。洗濯物を乾かしたい場合は、サーキュレーターの方が適しているといえるでしょう。
 
電気代に関しては、各製品の消費電力によって異なるため一概にはいえません。しかし使用時間が短ければ電気代をおさえられることから、効率的に洗濯物を乾かせるサーキュレーターの方がコスパはいいかもしれません。
 
いずれにしても、それぞれに使用目的は異なるため、上手に使い分けるといいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A その他の質問 カタログなどに載っている電気代はどのようにして算出するのですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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