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65歳です。ハローワークに行っても仕事が見つかりません。定年後の再就職先はほかにどこで探せますか。

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月20日 9時40分

65歳です。ハローワークに行っても仕事が見つかりません。定年後の再就職先はほかにどこで探せますか。

定年後も働いて、収入ややりがいを得たいという方もいるでしょう。シニア層の方は、社会や家庭の中で多くの経験を積んでいるからこそ、ほかの人のためになる知識や技術を持っています。   しかし定年後に仕事を探す場合、職種による年齢制限や実務経験の必要性から仕事を見つけにくいこともあります。   本記事では、シニア層はどのようなところで就職先を探しているのか、また探す際の基準について紹介します。定年後に仕事を探したいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

ハローワーク以外でも就職先を探すことは可能

ハローワーク以外にも、就職先を探す方法はあります。就職先を探せる場所は、以下の通りです。
 

・シルバー人材センター

地域に設置されているシルバー人材センターに入会することで、仕事の受注ができます。ライフスタイルに合わせ、心身に負担を与えない業務の提供を行なっています。
 

・シニア向け求人サイト

これまでの人生経験や社会経験に応じた、シニア向けの求人を検索できます。
 

・人材派遣会社

さまざまな仕事の取扱いがあり、働きたい方のスキルや経験に応じて企業への仲介を行います。
 

・知人からの紹介

人材を求めている知人からの紹介で仕事を得る方もいます。仕事の実情をよく知る知人から紹介を受けることで、働きやすい職場へ就職できる可能性が高いことも魅力です。
 
株式会社リクルートの行なった調査によれば、ハローワークを利用する方が最も多く、次点で求人サイトやフリーペーパーを活用している人が多いことも分かっています。
 
インターネットを利用したり、地域の情報誌に目を通したりとアンテナを高く張っておくことで希望の求人が見つかりやすくなるようです。
 

就業先の業種で多いものは?

定年後には、どんな仕事に就く方が多いのか気になる方もいるでしょう。前項と同調査では、シニア層が今後希望する職種についても調査しています。希望する職種で多かったものは、以下の通りです。


・ビル管理、清掃、警備(8.4%)
・スーパー、百貨店(8.4%)
・各種サービス業(8.4%)
・各種製造業(7.5%)
・各種団体(6.8%)

以上より、警備や接客業など、年齢や経験を問わない職種が人気のようです。また、これまでの仕事や家事などの経験が生かせる業種を選ぶ方もいます。
 

定年後の再就職で重視したこと

さらに、同調査による今後の仕事で重視することで多いものは以下の通りです。


1位:勤務時間(55.2%)
2位:勤務日数(51.0%)
3位:勤務地(49.4%)
4位:通勤時間(47.9%)
5位:賃金・給与(45.4%)

このほかにも「仕事の内容が体力に見合っているか」という項目を重視する方も多くいました。年齢を重ねるごとに、体に痛みが出てきたり、病気を患ったりすることもあるでしょう。
 
体に負担をかけない程度の時間や日数で、収入を得られるように検討していることも推測されます。自分の健康状態を把握し、それに合わせて仕事場所や働き方を選びましょう。
 

シニア向け求人サイトやシルバー人材センターで仕事を探すこともできる

ハローワークで希望の条件に合った仕事が見つからなくても、地域の情報誌やインターネットなどを通じて仕事を探せます。もし一箇所でよい求人が見つからなくても、そのほかの場所で発見できる可能性もあるので、さまざまな媒体から情報を得ることが大切です。
 
また、仕事を探す際には、希望する条件や自分の今までのスキルを洗い出し、働きやすい仕事を探すことが大切になるでしょう。自分の体調に合わせて、無理なくやりがいを持って働ける仕事を探すことをおすすめします。
 

出典

株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター【基本報告書】シニア層の就業実態・意識調査 2023― 個人編 60~74歳 ―
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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