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スポーツカーが好きですが、買う余裕がないため自家用車をシャコタンにしようと思っています。カスタムの費用はどれほどかかるものでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月21日 3時10分

スポーツカーが好きですが、買う余裕がないため自家用車をシャコタンにしようと思っています。カスタムの費用はどれほどかかるものでしょうか?

スポーツカーは多くの人が憧れる車の一つですが、価格が高いためなかなか手を出せないと感じている方も多いでしょう。そこで、所有している車をシャコタンにしてしまおうと考える方もいます。   本記事では、シャコタンの概要や、カスタムにかかる費用の相場、メリット・デメリットについて紹介します。自家用車をシャコタンにしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

車のシャコタンとは

シャコタンとは、ローダウンとも呼ばれるカスタムです。全体の車高を低く見せる車両カスタマイズの一種で、タイヤがフェンダーと呼ばれる泥除けにあたるギリギリの位置にあったり、バンパーが地面ギリギリになったりする特徴があります。
 
一般的に、シャコタンとは最低地上高を下げるカスタムであり、バンパーを下に伸ばして地上に近づけるものではありません。
 
また、シャコタンはサーキットやスポーツ走行を目的とはせずに、ドレスアップを目的に施される場合もあります。スポーツ走行を目的としたローダウンでは、コーナリングの安定性やエアロダイナミクスの向上を目指すなど、目的に合わせてローダウンを行います。
 
通常の車をシャコタンにすると、全体的に締まって見えるとともに、ノーカスタムの車との差が目立ち、個性を出せるでしょう。
 

シャコタンにかかる費用は業者によって異なる

所有している車をシャコタンにする際にかかる費用は、業者によって異なります。おおよそ、5000円~3万円ほどでカスタムできるようですが、金額の詳細を知りたい方は利用する業者に問い合わせてみましょう。
 
また、シャコタンにする方法は主に2つあります。ダウンサスと呼ばれるサスペンションのスプリングだけを交換して車高を下げるカスタムと、ノーマルサスペンションを車高調もしくはエアサスペンションに交換してしまう方法の2つです。
 
カスタムの方法によっても価格が変動するため、業者に確認する際はどのような方法でシャコタンにしたいかを伝えましょう。
 

シャコタンのメリット

シャコタンにして車高が下がると、車のスタイルがよく見えます。とくに、タイヤハウスのすき間や、タイヤとボディのすき間が埋まることで、スタイリッシュな見た目を実現してくれます。また、見た目だけではなく、ボディの重心が下がるため運動性能が向上し、安定感が増すのも特徴です。
 
また、ミニバンといったもともと車高の高い車に車高調キットを装着してシャコタンにすると、足回りの安定感が増します。振動や騒音も少なくなるため、後部座席での車酔いが大幅に軽減されるのもメリットの一つです。
 

シャコタンのデメリット

過度なシャコタンには、デメリットが多くあります。かまぼこ型の踏切では、車体下部が踏切の盛り上がった部分に引っかかってしまうため、まっすぐに進めません。S字走行をすれば渡れますが、周囲の交通を乱すおそれがあり、車の駆動系を傷つけるリスクもあります。
 
また、中央にでっぱりのある機械式の駐車場は利用が難しく、フェリーに乗船する際も、スロープで引っかかってしまう可能性があります。交通事故にあったときには、違法改造とみなされ保険金が支払われないケースがあるでしょう。
 

シャコタンにする際の注意点

車高を下げる際に注意したいのが、最低地上高です。車検では、地面からの距離が90mm以上必要であると決められており、89mm以下では車検に通りません。車道から店舗の駐車場に入るときの段差でも、エアロパーツの破損や車体の底を擦るトラブルが発生する可能性があります。
 
最悪の場合、車体の底の中央が地面に乗り上げてしまい、動けなくなってしまうリスクもあります。走行不能になれば周囲の車にも迷惑をかけてしまうでしょう。
 
車検に通るよう最低地上高を90mmにしていても、大きめの段差をまっすぐ出ようとすると、フロントアンダーリップをぶつけてしまい、パーツが割れてしまうリスクもあります。シャコタンにする際は、通常では気にしなかった段差に注意し、進入や出庫は斜めから行いましょう。
 

シャコタンのカスタム費用は業者によって異なる

シャコタンのカスタム費用は、依頼する業者によって幅があります。おおよそ5000円~3万円でカスタムできるようですが、費用の詳細は利用する業者に確認するのが確実です。
 
シャコタンにすると、スタイリッシュに見えるだけではなく、走行の安定性も向上します。しかし、車高を下げすぎると踏切や段差に引っかかってしまうおそれがあるため、限度を考えて下げるよう注意しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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