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ファミレスのレジ横の「おもちゃコーナー」は、なんのために存在しているの? おもちゃコーナーができた理由と狙いを解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月22日 4時30分

ファミレスのレジ横の「おもちゃコーナー」は、なんのために存在しているの? おもちゃコーナーができた理由と狙いを解説

ファミリーレストラン(ファミレス)に行くと、出入口のレジ付近におもちゃ売り場があるのを見たことがあるという人も多いと思いますが、実際におもちゃが買われているのを見た人は少ないかもしれません。親にとっては鬼門でもありますが、何のために存在しているのでしょうか?   本記事ではファミレスのレジ付近におもちゃコーナーができた理由などを解説します。

ファミレスのおもちゃコーナーができた理由とその狙いとは?

ファミレスのおもちゃコーナーは、一般的にレジ付近か出入口の近くにあります。その理由は次のようなことが考えられます。
 

・会計時、子どもに数百円のおもちゃをねだられた親に購入してもらう
・混雑時の待ち時間に、小さい子どもがぐずるのを避けたい親に購入してもらう

 
ファミレス以外にもコンビニのレジ横にちょっとしたお菓子があったり、スーパーでもお菓子や電池などの日用品がレジ前に並んでいたりすることが多いですが、これらは「ついで買い」を狙ったものです。「ついで買い」してもらう商品は安いほうが効果的なので、ファミレスに置いてあるおもちゃは比較的安価なものが多いです。
 
さらに子どもは「ファミレスに行けば、おもちゃを買ってもらえる」と考え、親に「ファミレスに行きたい」とねだります。子どもにとって魅力的なお店となることで、来店回数アップも期待できます。
事実、筆者の子ども達に「どうしてそのお店に行きたいの?」と聞くと、「おもちゃ」を理由にすることが多いです。
 

おもちゃコーナーが廃れてきた理由

最近はおもちゃコーナーを見かけなくなったという人も多いのではないでしょうか。コロナ禍で外食の機会が減ったのもありますが、次のような要因でファミレスのおもちゃコーナーが廃れてきたと考えられます。
 

・ファミレスでの待ち時間の短縮
・子ども向けメニューにおもちゃがセットでついている
・ゲームやスマホの普及

 
昔と比べてファミレスで料理を注文してから提供までの時間が短縮されていたり、子ども向けメニューを注文するとすぐにおもちゃを持ってきたりしてくれるお店が増えました。さらにスマホで動画を見せて待ち時間を過ごす親もいます。
 
このような理由からレジ付近のおもちゃコーナーの必要性は低下しており、最近は人気アニメや人気キャラクターとのコラボなどの商品展開やガチャなどの要素を追加して、集客アップにつなげようとしているファミレスもあるようです。
 

親にとって鬼門であることには変わらない

ファミレスのおもちゃコーナーは以前よりも需要が減っており、衰退しているともいえますが、親にとって鬼門であることに変わりはありません。筆者と同様に、子どもの興味関心をおもちゃコーナーからどう移そうか? と考えている親は多いはずです。
 
楽しかった外食の最後に「おもちゃがほしい!」と子どもにせがまれ、泣きながらお店から出るくらいなら、数百円のおもちゃに対して財布のひもが緩くなるのも共感できます。そういう意味ではファミレスのレジ付近というのは非常に理にかなった場所に設置されており、今後もある程度の「ついで買い」が期待できるのではないでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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