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【1ヶ月の食費】4人家族で1ヶ月の食費が8万円ってそんなに高いですか? 夫から節約してと言われるのですが、私も働いているのでできれば時間をかけずに節約したいです。

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月24日 2時20分

【1ヶ月の食費】4人家族で1ヶ月の食費が8万円ってそんなに高いですか? 夫から節約してと言われるのですが、私も働いているのでできれば時間をかけずに節約したいです。

近年、物価の上昇が止まらず家計を圧迫している状況が続いています。少しでも節約して家計の負担を減らしたいと考えている方は多いでしょう。特に食費は節約しやすく、見直してみると意外なところで使いすぎていたことに気づくケースもあります。   そこで本記事では4人家族で月8万円の食費は高いのか、また、負担をかけず楽に節約できるポイントなどについて紹介していきます。

1ヶ月にかかる家庭の費用

1ヶ月にかかる家庭の費用は、実際のところどれくらいなのでしょうか。総務省が発表している「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)」の資料をもとに項目ごとの出費を見てみましょう。
 
図表1 1ヶ月にかかる家庭の費用内訳(二人以上の世帯)

項目 月平均額(円)
食料 8万6554
住居 1万8013
光熱・水道 2万3855
家具・家事用品 1万2375
被服及び履物 9644
保健医療 1万4728
交通・通信 4万2838
教育 1万0448
教養娯楽 2万9765
その他の消費支出 4万5777

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編) 2023年(令和5年)」より筆者作成
 
1ヶ月にかかる支出のうち、支出の割合が最も大きいのが食費です。図表1の食費の金額は、米などの穀類、魚介や肉類、お菓子や外食費など、食事にかかわるすべての費用を含めた合計金額です。
 
さらに細かく見ていくと、食費全体の実質増減率は前年に比べて減少しています。これは、食品の値上げや猛暑などで農作物の不作による影響と考えられます。
 
一方で、外食費は1万4470円で前年よりも約12%増加しています。こちらは、2023年にコロナ禍が明け、外食する人の割合が増えたことが影響しているようです。
 

食費が8万円は平均的な数値

1ヶ月にかかる食費が8万円というのは高く、節約するよう求められているということですが、総務省の家計調査報告を踏まえると、高いとはいえないことが分かります。むしろ、平均的であるといえるでしょう。
 

家族が多い場合は8万円を超える場合もある

世帯人数が増加するのに比例して、食費も増加していくことも分かっています。総務省の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年」によると、4人家族で1ヶ月の食費の平均は9万712円でした。5人家族では10万1806円、6人家族では11万532円です。
 
つまり家族が多い場合、1ヶ月の食費を8万円に収めることは難しいといえます。
 

食費を抑えるコツ

食費は家計のなかで一番出費がかさみます。そこで本項では、なるべく負担をかけずに食費を節約するコツについて紹介します。
 

食費の予算を決めてやりくりする

月の予算を決めることで、無駄な買い物を減らせます。まずは、1ヶ月の予算を決めましょう。予算の決め方はさまざまな方法がありますが、4人家族の平均値である9万円を目安にするとよいでしょう。
 

デリバリーや外食の回数制限を設ける

なるべく自炊する機会を増やし、外食やデリバリーを頼む回数を減らすようにしましょう。
 
自炊は大変ですが、外食費やデリバリー代は回数を重ねると想定以上に高くなってしまいます。自炊は、食費を節約するために押さえておくべき、大切なポイントの一つです。
 
しかし、毎日自炊していると疲れてどうしても自炊したくないときや、好きなメニューを食べたくなるときもあるでしょう。節約は大切ですが、やりすぎるとストレスを感じてしまいます。
 
ストレスを溜めないよう、外食やデリバリーを利用する日があっても構いません。ただし、利用する回数を決めておくとよいでしょう。
 

ポイントが貯まるスーパーを活用する

食費を抑えたいときに活用したいのが、ポイントです。スーパーなどのポイントカードやクレジットカードのポイントを貯めると、支払いに充当することができます。ポイントを貯めることで、ポイントから食費の支払いが可能になり、出費を抑えられるでしょう。
 
スーパーやカード会社が、特定の期間に付与するポイントを増やすことがあるので、上手に利用しましょう。そのときにまとめ買いをするなどの工夫をすると、効率的にポイントを貯められます。
 

作りすぎをやめる

食費を節約するためといっても、食事の作りすぎは禁物です。食べきれない量の食事を作り、破棄することになると、食材が無駄になってしまいます。食材を破棄することは、購入にかかったお金を捨てたも同然であり、無駄遣いをしたのと変わりません。
 
食事を作りすぎてしまうのは、一度に作る量を把握しきれていない、多めに作ってしまうといったことが原因と考えられます。食品ロスを防ぐことで無駄な食費を抑えられるため、食事を作りすぎてしまう場合には、適正な食事量を再考しましょう。
 

食費は無理なく抑えよう

出費の大部分を占める食費を上手に節約することで、家計に余裕が生まれ、生活にもゆとりが出るようになります。
 
ただし、節約はやりすぎないよう注意が必要です。節約は大切ですが、頑張りすぎると精神的な負担になるかもしれません。まずは、気楽にできるところから節約することをおすすめします。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要
総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年 表番号3-1 世帯人員別
内閣府 政府広報オンライン 今日からできる! 家庭でできる食品ロス削減
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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