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夫が車の点検と整備のために「片道2時間」かけてディーラーに行きます。家から5分の距離にもディーラーがあるので、「ガソリン代がもったいない」と感じてしまうのですが、なにか「違い」があるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月25日 4時30分

夫が車の点検と整備のために「片道2時間」かけてディーラーに行きます。家から5分の距離にもディーラーがあるので、「ガソリン代がもったいない」と感じてしまうのですが、なにか「違い」があるのでしょうか…?

愛車をまかせるディーラーへは、片道どれくらいの時間がかかりますか? 利便性などを考えると、遠くても30分程度で行ける場所にあるディーラーを選びたいと考える人が多いのではないでしょうか。   しかし、一番近いディーラーではなく、あえて遠方のディーラーに車を持ち込むには何か理由があるはずです。本記事では、その理由を考えていきます。

なぜわざわざ遠くのディーラーまで行くのか

今回のケースのように、自宅から5分の距離にディーラーがあるにもかかわらず、片道2時間もかけて車を持ち込んでいる人もいるようです。
 
ではなぜそのような行動を取るのでしょうか。考えられる3つのケースから理由を考えていきます。
 

車を買った店だから

正規ディーラーであれば、点検時どこに車を出しても同じ内容の整備を受けられます。しかし、義理堅い人は「車を買ったお店で車を見てもらいたい」となる場合もあります。
 
例えば車を買ったあとに引っ越したなどで遠方になってしまったケースや、相見積をした結果遠方の店で買うことになってしまった、というケースの場合もあるでしょう。
 
それが通える範囲内であればそこに出そうと考えることも大いにあり得ます。筆者のディーラー勤務時代にもそのようなユーザーがいたと記憶しています。
 

知り合いから買ったから

1つ目のケースに近いですが、例えば学生時代の友人やお世話になった先輩がディーラーで働いていて、その人から車を買ったケースです。これも義理で車を持ち込んでいる、という可能性があります。
 
自宅から遠いけれど、点検を頼めばディーラー勤務の友人や先輩の成績になるから……ということで車を持ち込んでいる人もいるでしょう。
 

メンテナンス費用を安くしてもらえるから

紹介した2つのケースにも含まれることなのですが、わざわざ遠方まで車を持っていくことの大きなメリットは、点検整備費用を割引してもらえるから、ということも考えられます。
 
法定12ヶ月点検は車種や年式などによっても異なりますが、1万円以上の費用がかかるのが一般的です。例えば10%値引きしてもらえるのなら片道2時間かけても行く、ということもあるでしょう。高額な整備になればなるほど、その恩恵を受けられます。
 
また、筆者も実際に経験がありますが友人や知人であればオイル交換をサービスしてもらえるといったことも考えられますよね。そういったメリットがあるならドライブがてら時間をかけてでも行く、という心理になる人もいるでしょう。
 

ガソリン代を考えるとコスパが悪い?

前段で紹介したケースのように、車を買ったお店だから、友人や先輩が働いているから、と義理で車を持ち込んだり、点検整備費用の便宜を図ってもらえたりという場合もあります。しかし、そこに行くために時間がかかるのはもちろんですが、ガソリン代もかかることを忘れてはいけません。
 
もし片道2時間もかけて行くとなると、往復4時間も時間を費やすことになります。しかも燃費の良い悪いにかかわらずガソリンも消費します。最近はガソリン価格が上がっていますから、それだけでコスト増となってしまいます。
 

すべての条件から判断しよう

今回のケースでは、配偶者の方がどのような理由で片道2時間もかけてディーラーまで足を運んでいるのか、その理由を聞くことから始めましょう。義理のため、あるいは点検費用が安くなるから遠くでも車を持ち込む、というのは大切なことではあります。
 
しかし時間とお金は有限です。タイムパフォーマンスやコストパフォーマンスを熟慮したうえで、店舗選びをしたほうが良いケースもあります。もし遠いディーラーまでいくことに納得していないなら、夫婦で話し合ってみることをおすすめします。
 
執筆者:宇野源一
AFP

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