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事務の仕事をしていますが手取りが「月15万円」です…年収にすると250万円ほどですが平均的でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年6月30日 2時30分

事務の仕事をしていますが手取りが「月15万円」です…年収にすると250万円ほどですが平均的でしょうか?

事務職は働きやすく、ライフステージの変化にも対応しやすいと言われています。実際に、「将来を見据えて事務職に就きたい」と考える方も多くみられます。   しかし、事務職に就こうと思っても「手取りはどのくらいだろうか」と疑問に思う方もいるでしょう。今回は事務職の平均給料とメリット・デメリットを紹介します。

事務職の給料は?

まず、事務職の平均年収を紹介します。大手転職サイトであるパーソルキャリアが運営する「転職サービスdoda」が調査した結果によると、事務職の年収は表1のとおりです。
 
表1

男性 約406万円
女性 約327万円

※転職サービスdoda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」をもとに筆者作成
 
そして同調査によると、平均の全体年収と生涯賃金は表2のとおりです。
 
表2

事務職の平均年収 約343万円
生涯賃金 約1億6492万円

※転職サービスdoda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」をもとに筆者作成
 
性別により大きく差がありますが、年収340万円程度が相場といえます。そのため、手取りが15万円で年収250万円の方は、相場より低いといえるでしょう。
 

事務職のデメリット

ここでは、事務職のデメリットを2つ紹介します。
 

残業が比較的少ないため給与が低くなる可能性がある

1つ目のデメリットは残業代が少ないことです。事務職は残業が比較的少ないと言われています。そのため、残業手当で収入を増やすという手段が取りにくいでしょう。
 
経理や財務の場合、月末や決算時期などに残業が発生しますが、それ以外のときは「ほとんど定時帰宅」という企業も珍しくありません。他方、営業職や企画職などの職種は残業が発生しやすいため、残業代による収入アップを目指すことができます。
 

ルーティンワークが多い傾向にある

ルーティンワークとは、やり方、手順が確立されており日常的に繰り返し行う業務のことです。事務職におけるルーティンワークは主に下記のとおりです。


・データ入力
・契約書、請求書、発注書等の書類の作成
・経費生産
・備品管理
・問い合わせ対応

ルーティンワークは人によっては飽きやすく、「やりがいがない」「つまらない」と感じる要因になるかもしれません。また、勤続年数が長くなったり、業務スピードが早くなったとしても、大幅な給料アップは見込めない可能性が高いでしょう。
 
さらに、近年ではAIが著しい進化を遂げ、数字を扱う仕事や、同じ作業の繰り返しの業務を「将来AIが担う」といわれています。IT化が進んでいる企業は積極的にAIを取り入れていることを考慮すると、同じ作業の繰り返しが多い事務系の仕事は将来AIが取って代わる可能性が非常に高いと考えられるでしょう。
 

事務職のメリット

ここからは事務職ならではのメリットを2つ紹介します。
 

デスクワークが多い

事務職における業務はデスクワークがほとんどです。肉体労働が少ないため、体力に自信のない方にはおすすめの業務といえるでしょう。また会社内のオフィスで働く場合、冷暖房が完備された室内で快適に仕事ができます。
 

ライフワークバランスを保ちやすい

事務職はやるべきことが決まっている場合が多いため、残業がほとんどないといえます。事務の求人も「残業なし」「残業少なめ」と謳っているものが多い傾向にあります。
 
就業時間が規則的であるため、子育てに忙しい主婦(夫)の方や親の介護がある方にもおすすめです。終業時間も比較的早く、スキルアップしたい方は資格取得の勉強をする時間を確保することができるでしょう。
 

事務職の平均年収は約343万円

事務職はルーティーンワークが多いものの、安定した働き方が叶う職種です。もしも事務職で給料をアップしたい方は、事務職の中でもより専門性が高い職種に転職することをおすすめします。
 
事務職のメリットを生かしてライフワークバランスの取れた生活を目指しましょう。
 

出典

転職サービスdoda 年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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