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実家の解体を考えています。木造作りですが、どのぐらいの予算が必要でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月5日 3時10分

実家の解体を考えています。木造作りですが、どのぐらいの予算が必要でしょうか?

老朽化した実家を解体する必要がでてきたときに、気になるのが解体費用です。解体にどのくらいの費用がかかるか分からず、不安に思う人もいるでしょう。また、なるべく解体の費用をかけたくないと考える人もいるかもしれません。   本記事では、木造住宅の解体費用相場を紹介するとともに、費用が高くなる要因、低くなる要因、費用を抑えるコツなどを紹介します。

木造住宅の解体費用相場

住宅の解体費用は家の構造や大きさなどにより大きく変動し、木造住宅、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造の順で費用が高くなる傾向があります。費用相場は、1坪あたりの価格で表されます。各住宅構造のおおよその相場は以下の通りです。

木造:3~5万円/坪
軽量鉄骨造:5~7万円/坪
鉄筋コンクリート造:7~8万円/坪

あくまで相場であり、業者によって解体費用が変動することに留意してください。実際の費用を知りたい方は解体業者から見積もりをもらいましょう。
 

解体費用が高くなる要因

解体費用が高くなる大きな要因が、距離です。解体現場が、利用する解体業者や産業廃棄物処理施設が遠いと、費用が高くなる傾向にあります。
 
また、解体場所の周辺道路が狭く、重機の搬入がしにくい立地であると、追加の費用が発生するケースもあります。重機の搬入に手間がかかったり、通常とは異なる重機を利用したりしなければならないためです。
 
さらに、解体現場が隣接する土地や建物との距離が近い場合は、特殊な足場を設置する必要があったり、慎重に工事を進めなければいけなかったりするため、追加の費用が発生する可能性があります。
 

解体費用が安くなる要因

一方で、解体費用が安くなる要因もあります。高くなる要因と同様に、距離です。解体する住宅のある場所と解体業者や産業廃棄物処理施設が近いと安くなる傾向があります。また、十分な広さのある土地に建っている住宅であれば、近隣の住宅を気にする必要がなく、重機の搬入もスムーズに進むため、費用を抑えられるでしょう。
 

木造住宅の解体費用を抑えるコツ

ここまで説明した立地については変えられませんが、事前に準備することで費用を抑えられるポイントがあります。そこで本項では、木造住宅の解体費用を抑えるためのコツを紹介します。住宅の解体費用は大きな出費となるため、なるべく費用をかけたくないものです。コツを押さえて解体費用を抑えましょう。
 

不要な家財道具は処分する

住宅の解体を依頼する前に、不要な家財道具はすべて処分しておくことが大切です。布団や書類など日常的に使用していたものであっても、放置したまま解体を依頼すると、産業廃棄物として処理費用がプラスされる可能性があります。
 
解体を依頼する前に家庭ゴミとして処分すれば無料で廃棄できるものもあるため、解体費用を節約するためにも事前に処分しておきましょう。業者によっては数が多くなければ無料で処分してくれるケースもあるため、事前に業者に確認することをおすすめします。
 

庭の手入れをしておく

庭に生えている雑草や大きな木などを事前に処分しておくと、解体費用が安くなる可能性があります。庭の植物の処分も解体業者に依頼すると、通常よりも費用がかさんでしまいます。
 
なぜなら、工期が延びたり別途重機を利用したりする可能性があるからです。大きな木を自分で処理するのは難しいですが、雑草程度であれば自身で処理できます。できるかぎり費用を抑えるためにも、事前に雑草を処理しておくとよいでしょう。
 

補助金を利用する

住宅の解体費用を抑えるなら、補助金を活用しましょう。自治体によっては住宅の解体時に補助金や助成金を利用できる場合があります。
 
例えば、東京都荒川区では「古い空家の解体費助成」という解体費の一部を助成してくれる制度があります。1年以上使用されていない、住民税を納めているなどを条件として、100万円を上限として費用の3分の2の助成が受けられる制度です。
 
補助金や助成金については、自治体内の業者のほうが詳しい場合が多いため、地元の自治体にある業者を利用するのも一つの方法です。補助金や助成金を利用すれば、費用を大きく抑えられるため、節約したい方は自治体内の業者に相談してみましょう。
 

木造住宅の解体は条件によって異なるので業者などに見積り・相談を

木造住宅のおおよその解体費用相場は、1坪あたり3~5万円です。ただし、業者や住宅の条件によって費用は変動するため、実際の費用については業者に見積もりを取りましょう。費用を節約したい方は、事前に家財道具を処分したり補助金や助成金を利用したりするのがおすすめです。
 

出典

荒川区 古い空家の解体費助成
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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