美容院が「半年に1回」って少ないですか？ 節約したいのですが、ロングなら大丈夫ですよね？ 巻いたり結んだりすれば気にならないと思うのですが、実際どうなのでしょうか…？

梅雨の時期になると、悩む人が多いのが髪の毛ではないでしょうか。湿気が多く、髪の毛の癖や広がりが気になるため美容院に行きたいと思う人もいる一方で、節約のために美容院に行く回数を減らしたいけれど、周りの人はどのくらいの頻度で美容院に行っているのか、平均どのくらいの料金をかけているのか気になる人もいるでしょう。   本記事では髪の長さ別の美容院に行く目安、カットのみ料金の平均について解説するとともに、髪の伸ばしっぱなし感をごまかすテクニックについても説明します。

髪の長さ別、美容院に行く目安とは？

美容院に行く目安はどのくらいなのでしょうか。大阪にある美容院ALPHA.によると髪の長さによって通う頻度は異なっており、およその目安は次の通りです。

●ショート：1ヶ月～1ヶ月半
●ボブ：1ヶ月半～2ヶ月
●ミディアム：2ヶ月～2ヶ月半
●ロング：2ヶ月～3ヶ月

この目安を見て分かるように、髪が短い人の方が美容院に通う頻度が高くなっています。ショートは頭の形やスタイルに合わせてカットしているため、髪が伸びるとバランスが崩れやすいのです。
 
対して、ロングはショートに比べて髪のバランスは気になりにくい傾向にありますが、毛先のパサつきなどを生じる可能性があります。2～3ヶ月に1回は美容院でカットをするのがおすすめとされています。
 

美容院のカットのみの料金平均、半年に1回だとどれだけ節約になる？

美容院のカットのみの平均費用はいくらなのでしょうか。総務省統計局の2024年6月の調査によると、平均費用は「4255円」となっています。この金額と前記の美容院にいく目安をもとに、半年に1回行くようにするとどのくらい節約効果が見込めるのか見ていきましょう。節約効果は図表1のようになります。
 
図表1

髪の長さ	節約効果
ショート	約1万7020円
ボブ	約1万2765円
ミディアム	約1万212円
ロング	約8510円

美容院ALPHA.【美容院の頻度】女性の理想はどれくらい？長さ・メニュー別に解説、総務省統計局小売物価統計調査より筆者作成
 
図表1を見て分かる通り、ショートは約1万7000円の節約効果を見込め、ロングでも約8500円という節約が見込めることになります。ただし、美容院に行かないことで自分の思い通りのスタイリングができなかったり、髪のメンテナンスが行き届かなかったりといったデメリットもあります。デメリットも考慮しつつ、美容院に行く頻度を考えてみましょう。
 

髪の伸ばしっぱなし感をごまかすためには？

忙しくて定期的に美容院に通うのが大変だという人もいるでしょう。その際、髪の毛を伸ばしっぱなしにしていてもごまかす方法はないかと思う人もいるでしょう。テクニックとして次の方法があります。

●コテで髪を巻いたり、ストレートにしたり、スタイリングを変える
●ヘアアクセサリーを付けるなど変化をつける

伸ばしっぱなしの髪は、ハネやうねりなどが気になるという人もいるでしょう。その場合はストレートやカールなどのスタイリングをアレンジをしてみてはどうでしょう。また、カチューシャやシュシュなどで印象を変えてみるのも1つの手です。
 

美容院に行く頻度は髪の長さによる！ デメリットも考慮して、美容院に行く頻度を考えよう

本記事では美容院に行く頻度、半年に1回通う場合の節約効果、伸ばしっぱなしの際に使えるテクニックについて解説しました。
 
美容院へ半年に1回通うようにすることで得られる節約効果は約8500円～1万7000円です。ただし、美容院に行かないことで自分の思い通りのスタイリングができなかったり、髪のメンテナンスが行き届かなかったりする場合があります。美容院に行かないデメリットも考慮しつつ、美容院に行く頻度を考えてみるとよいでしょう。
 

出典

美容院ALPHA.【美容院の頻度】女性の理想はどれくらい？ 長さ・メニュー別に解説
総務省統計局 小売物価統計調査（動向編）2024年6月
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー