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学校指定の水着「3000円」の出費が痛い。授業料以外にかかる学校のお金とは?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月6日 4時40分

学校指定の水着「3000円」の出費が痛い。授業料以外にかかる学校のお金とは?

小学校は義務教育でありながら、さまざまな学用品を購入するための費用を各家庭で負担する必要があります。   小学校によっては、水泳の授業で着用する水着を「学校指定」のものでそろえなければならないところもあるでしょう。しかし、学校指定の製品が市販品よりも高額だったとき「なぜ市販品ではだめなのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。   本記事では、学校指定の水着が市販品より高額だった場合の考え方とともに、小学校でかかる費用の内訳についてもご紹介します。

学校指定の水着が「3000円」だった場合の市販品との差は?

水泳の授業は正しい泳ぎ方を学ぶことが主な目的であり、スクール水着の色やデザインなどは学校ごとの判断によって決められているようです。価格帯も学校によりますが、例えば「3000円」だった場合、「負担が大きい」と感じる家庭もあるでしょう。
 
市販の水着のなかには「スクール水着」として販売されているものもあり、デザインや機能性などによって価格もさまざまです。3000円より安いものだと、以下のような水着が販売されているようです。


●女子用・ワンピースタイプorスカートタイプ:1120~1380円(税込み)
●女子用・セパレート水着:2599円(税込み)
●男子用・サーフパンツ:1650円(税込み)

商品によっては学校指定の水着の半額以下で済む場合もあるため「できれば市販品で購入していいようにしてほしい」と思う人もいるかもしれません。
 

学校指定の製品が市販品より高額だった場合の考え方

今回の事例における水着のように、学校指定の製品が市販品より高額だった場合は、その理由について考えてみるといいでしょう。例えば、学校指定品だからこその品質の高さや安心感をうたっている製品もあります。
 
例えば、制服や制帽・体操服・上靴など、水着以外にもさまざまな学校取扱商品を販売している業者のなかには、長年の実績を持ち、耐久性と品質にこだわった製品を取りそろえているところもあるでしょう。学校公認だからこその細かな対応やサービスを受けている場合もあります。
 

小学校でかかる授業料以外の費用とは?

文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査の結果」によると、公立小学校では、授業料以外に以下のような学校教育費がかかります。平均費用とともに表1にまとめました。
 
表1

学習費 平均
図書・学⽤品・実習材料費等 2万4286円
通学関係費 2万460円
学校納付金等 8113円
その他 5380円
修学旅行費等 5283円
教科外活動費 2294円
入学金等 158円
合計 6万5974円

※文部科学省「報道発表 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します」を基に筆者作成
 
最も多くかかるものは「図書・学用品・実習材料費等」で、全体の36.8%を占めています。
 

公立小学校では授業料以外にも6万5000円以上の学校教育費がかかる

小学校では授業料以外にもさまざまな費用がかかり、合計すると年間6万5000円以上になる可能性があることが上記資料より分かりました。学校指定の水着を3000円で購入しなければならないと言われたとき「出費が痛い」と感じる人もいるでしょう。
 
市販の水着の方が安く購入できる場合もあり「なぜ学校指定のものを購入する必要があるのか?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、学校指定品だからこそ品質が高く、安全性に優れた製品を取り扱っている業者もいるため、そういった理由があると考えるといいでしょう。
 

出典

文部科学省 報道発表 令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します(6ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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