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美容室は、毎回、割引クーポンで安く済ませています。このほうがトクだと思うのですが、いつも同じ店舗に通うメリットって何でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月5日 14時0分

美容室は、毎回、割引クーポンで安く済ませています。このほうがトクだと思うのですが、いつも同じ店舗に通うメリットって何でしょうか?

美容室を選ぶ際、通常料金よりもお得になる割引クーポンが使えるお店を選ぶ人もいるでしょう。しかし、割引クーポンで毎回オトクな美容室を選ぶのと、同じ店舗に通い続けるのでは、どちらのほうがメリットが大きいのでしょうか。   そこで本記事では、美容室を使い分けている人の割合や同じ美容室に通うメリットについて解説します。

美容室の平均利用金額は5000~1万円未満

独立行政法人中小企業基盤整備機構の「市場調査データ 美容院(2023年版)」によると、美容室の1回の平均利用金額は「5000~1万円未満」が最も多くなっています。
 
実際、株式会社モデル百貨が運営している金融サイト「MoneyGeek」の「美容代に関する調査」では、女性が美容室に通う頻度は年に3.1回で平均利用金額は1回7510円、男性は年に3.6回で1回5690円となっています。
 
男性のほうが1回の美容室の平均利用金額は低いですが、通う頻度が多いため、年間費用は女性よりも男性のほうが大きくなる場合もあるでしょう。
 

美容室を使い分けている人の割合

ホットペッパービューティーアカデミーの「美容センサス2023年上期<美容室編>」を見ると、美容室の使い分けをしている人の割合は図表1の通りになります。
 
図表1

基本的に1つのサロンを使い続けている ある程度決まった
サロンはあるが、ときどき新しいサロンも
使っている
2~3のサロンを目的に応じて使い分けている 特に決まったサロンはない(毎回、新しい
サロンを使っている)
女性10代 54.0% 20.0% 7.0% 19.0%
女性20代 51.0% 24.8% 5.9% 18.3%
女性30代 63.9% 18.7% 6.3% 11.1%
女性40代 67.7% 16.8% 5.5% 10.0%
女性50代 74.7% 14.9% 4.5% 6.0%
女性60代 80.5% 12.0% 3.1% 4.4%
男性10代 64.4% 15.5% 7.6% 12.4%
男性20代 60.3% 23.9% 6.9% 8.9%
男性30代 64.6% 24.4% 4.7% 6.3%
男性40代 66.5% 20.6% 6.5% 6.5%
男性50代 75.8% 14.3% 6.1% 6.7%
男性60代 80.4% 11.6% 2.7% 5.4%

ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年上期<美容室編>」を基に筆者作成
 
10代と20代の女性を比べると、同じ美容室に通い続ける人が「50%台」で、毎回新しいサロンを利用する人と、複数のサロンと使い分ける人の割合は同じくらいです。一方、男性は同じ美容室に通い続ける人がどの年代も「60%」を超えており、女性よりも男性のほうが同じ美容室を好む傾向が強いことがわかります。
 

同じ美容室に通うメリット

同じ美容室に通い続ける主なメリットとして、以下の点が挙げられます。


・髪質や好みを理解しているので仕上がりの満足度が高い
・顔見知りなので会話が楽
・美容室によってはリピーター割引を利用できる

同じ美容室に通うメリットとして、まず大きな強みとなるのが、「仕上がりの満足度」です。
 
長年通っているからこそ、担当者が髪質や仕上がりの好みなど細かい部分まで熟知しており、似合う髪型を提案してくれる安心感があります。また、すでに顔見知りなので、表面的なおしゃべりを無理にする必要もなく、会話が楽という精神面でのメリットもあります。
 
そして、美容室によってはリピーター割引を実施しているケースもあるため、初回割引クーポンほど安くはならなくても、お得に施術してもらうことが可能です。
 

美容室の費用を抑えるならサブスクの利用も検討

美容室の費用を抑えるなら、割引クーポンを利用する以外に「サブスク」を利用する方法です。現在、都内を中心に月額2万円前後で美容室の通い放題のサービスを提供している店舗が登場しています。
 
また、中にはエステ、ネイル、ジムなどの複数の美容施設も通い放題の対象となっているプランがあるため、毎月の美容費用をまとめて節約したい場合に役立ちます。
 

同じ美容室のほうが仕上がりの満足度が高い可能性がある

割引クーポンは美容室の費用が安くなるという点では魅力ですが、同じ美容室を利用するほうが髪型の好みや髪質を考慮した仕上がりになるため、満足度が高い可能性があります。
 
店舗によってはリピーター割引が利用できる場合もあるため、総合的に見たときに、割引クーポンで毎回新しいお店に行くことが必ずしもトクであるとは言えません。また、美容費用をまとめて節約したい場合は、サブスクを検討してみるのも1つの方法です。
 

出典

独立行政法人中小企業基盤整備機構 市場調査データ 美容院(2023年版)
独立行政法人中小企業基盤整備機構 業種別開業ガイド 美容室
株式会社モデル百貨 美容代に関するアンケート(PR TIMES)
ホットペッパービューティーアカデミー 美容センサス2023年上期<美容室編>
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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