1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

夫のワイシャツを週に1回クリーニングに出しています。もし自分で洗濯とアイロンがけをした場合、年間いくら節約できますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月8日 2時10分

夫のワイシャツを週に1回クリーニングに出しています。もし自分で洗濯とアイロンがけをした場合、年間いくら節約できますか?

会社に行く際に、日々ワイシャツを着用する方もいるでしょう。しかし、毎日着用していると、どうしても汗や皮脂による汚れ、またシワなどがワイシャツについてしまいます。そのような汚れを落とすには、クリーニングを使うと効果的ですが、毎回となると費用が大きくなります。   今回は、ワイシャツをクリーニングに出した場合と自宅で洗濯とアイロンをした場合を比較し、年間いくら節約できるか検証します。

週に1回クリーニングに出す場合の費用

クリーニングには、店舗型と宅配型があります。
 
店舗型は自分で店舗にクリーニングしたいものを持っていく必要がありますが、料金はリーズナブルです。一方宅配型は、指定のバッグやボックスなどにクリーニングしたいものを詰めて発送すれば、クリーニング後も自宅に配送されるので、持ち運ぶ手間が省けます。しかし、配送料がかかることから、店舗型よりは割高になる場合もあるようです。
 
それぞれ、ワイシャツを週1回クリーニングに出す場合の費用相場は以下の通りです。

●店舗型:1枚あたり150円~350円程度
●宅配型:パック料金制を採用している場合が多い。1枚あたりに換算すると、500円~2000円程度

1週間にワイシャツを5枚使用して、週1回のクリーニングと考えると、店舗型の場合は月3000円~7000円、宅配型であれば、月1万円〜4万円のコストがかかることになります。
 
年間にすると、店舗型の場合3万6000円~8万4000円、宅配型の場合12万円~48万円です。
 

自分で洗濯とアイロンがけをした場合の費用は、1日あたり約41円

ワイシャツをクリーニングに出さず、自分で洗濯とアイロンをした場合の費用について計算します。なお、ワイシャツを1週間で5枚使用すると仮定します。
 

洗濯1回あたりにかかる水道代と電気代

パナソニック株式会社によれば、ドラム式の場合と縦型の場合で、1回の洗濯にかかる費用はそれぞれ以下の通りです。

●ドラム式の場合 水道代と電気代で約24.2円
●縦型の場合 水道代と電気代で約43.1円

洗濯に関しては、ドラム型の方が1回あたり18.9円安く済みます。
 

アイロンにかかる費用

アイロンにかかる費用は、以下の計算式で計算します。
 
・消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×電力料金単価(円)=電気代
 
今回は消費電力が1000ワットのアイロンを5分使用したと仮定します。なお電力料金の単価は公益財団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が発表している全国の目安単価である31円/キロワットアワーとします。
 
・1(キロワット)×0.083(時間)×31(円)=約3円
 
1週間でワイシャツ5枚にアイロンをかける場合、約15円になります。
 
以上のことから、1回の洗濯にかかる水道代と電気代、アイロンにかかる費用を合計すると、約39円~約58円です。そのためクリーニングに出すより、格安であることが分かります。年間に換算しても、約1872円~約2784円です。
 

自宅での洗濯とクリーニングの割合はどのくらいが最適?

ワイシャツは着る頻度が高いことから、汗や皮脂汚れが蓄積しやすくなります。そういった汚れは、自宅での洗濯では落としきれない場合もあります。クリーニングであれば、高温の洗浄水や強力な洗剤を使用して、汚れやシミもとれやすくなる可能性があります。
 
毎回クリーニングで洗うことも1つの手段ですが、もし費用をおさえたい場合には、あらかじめ以下のようなルールを定めておくこともおすすめです。

●2週間〜1ヶ月に1回などのペースでクリーニングに出す
●ワイシャツ1枚につき3回洗濯したらクリーニングに出す

ビジネスシーンでも、着衣の汚れは好ましくない場合もあるため、汚れが目立つ前に適宜クリーニングを利用するとよいでしょう。
 

自分で洗濯とアイロンがけをした場合、クリーニング店に持ち込むよりも年間3万円~8万円ほど節約になる

クリーニングを利用せず、自分でワイシャツを洗濯しアイロンがけをした場合には年間約1872円〜約2784円の費用となり、クリーニングに出すよりも年間3万円〜8万円ほどの節約になる可能性があります。宅配型のサービスを利用している方は、より節約効果は高くなるでしょう。
 
しかし、自宅で洗う場合には、汚れが落としきれず黄ばみやシミの原因になってしまうこともあります。そのため、クリーニングも適宜利用することで、ワイシャツを綺麗なまま維持でき、買い換えの回数も少なくできると考えられます。季節やワイシャツの状態などで、それぞれの使い分けをすることをおすすめします。
 

出典

公益財団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
Panasonic ドラム式と縦型 電気代・水道代の違い
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください