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正社員の人達がいつも1000円ランチのお店に向かいます。昼食に1000円も使っていたら月2万円は消えますよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月8日 12時0分

正社員の人達がいつも1000円ランチのお店に向かいます。昼食に1000円も使っていたら月2万円は消えますよね?

毎日のランチに1000円も使うと、月に2万円もの出費になります。人付き合いのため、ランチにお金を使うことには、どんなメリットがあるのでしょうか。この記事では、1000円ランチにかかるコストとその効果について検討し、メリットがあるのかを探ります。

ランチにかける値段の平均は400円

株式会社エデンレッドジャパンが2023年5月26日から2023年5月29日にかけてWEBアンケート方式で「ビジネスパーソンのランチ実態調査2023」を行いました。調査対象群は経営者・役員除く一般社員300名です。
 
長引く物価高と値上げにより、ランチ代が減った人は約4割(38.3%)で、前回(2022年9月実施)の調査結果(33.7%)よりも悪化しました。また、ランチ代の平均は400円で、前回の436円から大幅に減少しました。
 

ランチ代節約の影響で、我慢や欠食も増加

経営者・役員除く一般社員の7割が、金額を理由にランチで食べたいメニューを我慢した経験があると回答しました。これは過去2年間で最も高い結果となっており、ランチ事情が悪化していることがわかります。
 
さらに、4人に1人がランチを食べないことが判明しました。週4回以上ランチを食べない人は、約3割となっています。
 

人付き合いでランチをするメリット

人付き合いで1000円ランチに行くことで得られるメリットを紹介します。
 

情報交換の場になる

異なる仕事内容の人と一緒に食事をすることで、互いの仕事についての情報を交換できます。
 

職場環境を改善するためのコミュニケーションの場となる

産業保健の観点からも、ランチは良い機会となります。職場環境の改善、メンタルヘルス対策には、社員同士や上司と部下のコミュニケーションが重要です。
 

規則正しい食事の促進

職場の人とランチを共にすることで、きちんと昼食をとる習慣が身につきます。朝食・昼食・夕食を規則正しくとることは、血糖値のコントロールを良好に保つために重要です。
 

人付き合いでランチをするデメリット

次に、人付き合いで1000円ランチに行くこと発生するデメリットを紹介します。
 

自分の時間が取れなくなる

正社員とランチをすると自分の時間が減ることになるため、昼食の時間を一人で過ごしたいと思う人や、食事を早く済ませて休みたい人にとってはデメリットに感じるでしょう。
 

リラックスできない

気の合わない人やそれほど親しくない上司との義務的なランチでは、ストレスを感じてしまう可能性があります。せっかくの昼休みとリラックスしたい方にとってはデメリットとなります。
 

お金がかかる

職場の人と外でランチをする場合、出費が増える可能性が高いでしょう。毎日1000円かけているとすると、平均のランチ代よりも月1万2000円も支出していることになります。
 

ランチタイムの過ごし方に関する注意点

ランチは、単に空腹を満たすだけでなく、午後の仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。炭水化物たっぷりのランチや早食いは、血糖値の急上昇や急降下を招き、集中力や思考力の低下、眠気などの原因となる可能性があります。
 
午後の仕事効率を上げるためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。炭水化物に偏ったランチや早食いは避け、タンパク質や野菜を適度に摂取することで、午後のパフォーマンスを維持することができます。
 
バランスの良い食事をゆっくりと楽しみ、午後のエネルギーをしっかり補給しましょう。
 

職場のランチタイムは毎日訪れる/自分の気分や状況に応じて選択がおすすめ

1000円ランチを1ヶ月続けると2万円の出費になります。一見すると大きな出費に見えますが、このランチタイムがもたらすメリットは複数あることがわかりました。ランチは、社員間のコミュニケーションの場となり、チームワークを深める機会にもなります。
 
しかし、ランチタイムを会社の人と過ごすか一人で過ごすか、一方が絶対によいというわけではありません。職場のランチタイムは毎日訪れるので、自分の気分や状況に応じて選択するのがおすすめです。
 
経済的に苦しい場合には、毎日参加せず、週に1〜2回程度に頻度を減らせばコストを抑えられます。
 
一人で過ごしたいときは一人でリラックスし、コミュニケーションを取って情報交換や情報収集をしたいときは会社の人と一緒にランチをするなど、日々のサイクルに合わせて柔軟に過ごしましょう。
 

出典

株式会社エレンデットジャパン ランチ実態調査2023(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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