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最近、小学3年生の娘が「ほかの色のランドセルに買い替えたい」と言い出しました。どうしたらいいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月9日 23時0分

最近、小学3年生の娘が「ほかの色のランドセルに買い替えたい」と言い出しました。どうしたらいいでしょうか?

6年間使い続けるランドセルですが、成長とともに色の好みが変わり「買い替えたい」というお子さんもいるでしょう。多くの店舗では発送前までであれば変更は可能としていますが、数年間使ってきたランドセルの色を変える方法は、買い替え以外にないのでしょうか?   本記事では、ランドセルの色を変えたい場合の方法をいくつか紹介します。

発送前までなら色の変更は可能

通常のランドセルは、注文後、発送される前までなら色の交換や形式の変更ができるため、購入したランドセルのメーカーに一度問い合わせてみるといいでしょう。
 
株式会社ハシモト(富山市)が運営する、フィットちゃんランドセルのホームページの「よくあるご質問」を見てみると、在庫がある場合は発送前までなら対応が可能と記されていました。
 
商品が手元に届いた後でも、1週間以内で、未開封未着用のものであれば返品・交換ができます。ただし、ランドセルを一度箱から出したり、背負ったりした後に返品・交換をしたい場合、商品の状態によっては修理代を支払わなければなりません。また、消費者側の都合で返品・交換する場合は、送料・手数料も負担する必要があります。
 

一部のランドセルで、色やフラップを変えるアフターサポートがある

ごく一部のランドセルは、小学校に通う6年間の間で色を変えられるサポートやフラップを交換するサービスがあります。
 
ここでは、2つのランドセルメーカーのアフターサポートについて見ていきましょう。
 

ataraランドセルの「色交換サポート」

株式会社キシル(静岡県浜松市)が販売するataraのランドセルでは、「色交換サポート」があるので、迷ってしまった方も安心できます。ataraの「色交換サポート」を受けることができる対象を図表1にまとめました。
 
図表1

費用 2万9800円/1回(税込・送料込)
回数 無制限
対象 2024年2月15日以降にataraを購入した方
期間 入学年度4月1日から6年間
希望時に在庫があるものに限る(数量限定品は対象外)

※atara「色交換サポート」を基に筆者が作成
 

HAKURA(羽倉)ランドセルの「フラップ交換サービス」

株式会社羽倉(兵庫県豊岡市)が販売するHAKURAのランドセルでは、「フラップ交換サービス」があります。フラップとは、ランドセルのパーツのうち1番大きな皮を使う場所で、ランドセルを開け閉めするときにふたとなる部分です。
 
購入から6年以内のHAKURAのランドセル(小学校の在学期間中に限る)が対象となります。HAKURAの「フラップ交換サービス」の費用(税込)を図表2にまとめました。
 
図表2

フラップのみの変更 耐性牛革 9900円(税込)
コードレ(人工皮革) 9900円(税込)
コードバン 不可
とよおか 不可
フラップ+肩ベルトの変更 耐性牛革 1万2100円(税込)
コードレ(人工皮革) 1万2100円(税込)
コードバン 不可
とよおか 不可

※HAKURA「アフターサポート」を基に筆者が作成
 
交換作業中は、代替ランドセルを提供してくれます。代替ランドセルの貸出費用や往復送料等を払う負担もないので、気軽にフラップを交換して自分好みの色に変えることができるでしょう。
 

色交換のアフターサポートがない場合の解決方法

購入したランドセルに、色交換のアフターサポートがない場合はどうしたらよいのでしょうか。本項では、3つの解決方法を紹介します。
 

ランドセルカバーをかける

一番手っ取り早い方法は、ランドセルカバーをかけることでしょう。
 
ランドセルカバーには、ランドセルのふちに色がついているものやカバー全体にイラストが描かれたものまで、幅広いデザインがあります。その日の気分によってカバーを付け替えることも可能なので、ぜひ試してみてください。
 

ランドセルのサブスクを利用する

RANDS株式会社(大阪市)が運営する、ランドセルのサブスクの「RandS」では、「もっと自由で、もっと楽しいランドセル選び」を提案してくれます。「RandS」の料金プランを、図表3にまとめました。
 
図表3

プラン 月額(税込) 交換可能回数 選べるランドセル数
サブスクスタンダード 2970円 4ヶ月ごとに1回 約250種類
サブスクプラス 4950円 月に1回

※RandS「料金プラン」を基に筆者が作成
 
交換時の送料は、基本的に無料です。また、同じランドセルを2年続けて使用した場合はそのまま無料で提供してくれます(事務手数料が税込3300円必要)。サブスクサービスを通じて、長期間気に入ったランドセルを使用できるので、後で「買い替えたい」と言われることもなくなるでしょう。
 

塗装する

塗装する場合、専門の塗装屋に依頼もできますが、料金を気にする方は、皮革用の染料を買ってDIYも可能です。DIYする場合は、専用リムーバーがある染料を選びましょう。ただし、素人が行うとうまくいかずに色むらが出たり、かえってお子さんの期待する色にならなかったりする可能性もあるため、注意が必要です。
 

まとめ

注文したランドセルは、発送前または、手元に届いてから1週間以内で未開封未着用であれば色の変更が可能なケースが多いです。ただし、メーカーによって対応が異なりますので、必ず事前に確認しましょう。
 
数年間使い続けたランドセルでも、色やフラップの変更ができるメーカーも存在します。そのほかの方法としてはランドセルカバーをかけたり、サブスクを利用したり、塗装をしたりするなどの方法があります。せっかくのランドセルが、お気に入りになるよう工夫をするのはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社ハシモトBaggage フィットちゃんランドセル よくあるご質問 Q.注文後に色は変更できますか
株式会社ハシモトBaggage フィットちゃんランドセル よくあるご質問 Q.購入後にキャンセルや変更はできますか
株式会社キシル atara 色交換サポート
株式会社羽倉 HAKURA アフターサポート フラップ交換サービス
RANDS株式会社 RandS 料金プラン
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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