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友人から受け取った結婚式のご祝儀が「5000円」でした…ショックでしたが本人には言わない方がよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月12日 2時10分

友人から受け取った結婚式のご祝儀が「5000円」でした…ショックでしたが本人には言わない方がよいでしょうか?

自分の結婚式に仲のよい友人を呼ぶ方は多くいます。しかし、後日ご祝儀を確認したときに金額が少ないと、相手に何かしてしまったり嫌われたりしたのではないかと不安に思う方もいるでしょう。   今回は、結婚式のご祝儀の相場や、友人から受け取ったご祝儀の金額が少なかったときの対処法、またご祝儀制以外の結婚式などについてご紹介します。

ご祝儀の相場は?

結婚のご祝儀と一口にいっても、新郎新婦との関係性によって包む金額を変える方が多いでしょう。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が令和5年10月1日~令和6年3月31日に行った調査によると、新郎新婦との関係別の平均ご祝儀額と最多回答額は表1の結果になりました。
 
表1

新郎新婦との関係性 平均額 最多回答額
兄弟姉妹 6万52円 3万円
叔父叔母 8万1629円 5万円
いとこ 3万4635円 3万円
ほかの親戚 11万7568円 10万円
職場の上司 3万7505円 3万円
職場の同僚 3万1696円 3万円
職場の部下 3万4921円 3万円
取引先 2万8611円 3万円
友人 3万960円 3万円
その他 13万250円 3万円

※一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)」を基に筆者作成
 
兄弟姉妹や叔父叔母のケースのように、平均額と最多回答額が大きく乖離(かいり)しているところもあります。
 
しかし、関係性が友人の場合は平均3万960円、最多回答額も3万円のため、友人からのご祝儀は3万円が相場でしょう。友人からのご祝儀が5000円だとすると、相場よりは少ないことになります。
 

少ないと思っても相手には言わない方がいい

ご祝儀が少ないと赤字になるだけでなく、自分の気持ちも落ち込んでしまう方もいるでしょう。
 
しかし、直接伝えるとご祝儀を渡してくれた相手も傷つけることになりかねません。相手にとって金銭的な事情で包める金額が5000円だった可能性もあります。心のうちにしまうか、悩んでいるときは、信頼できる知人や親などへの相談がおすすめです。
 
また、相手がご祝儀袋へ入れる金額を間違えてしまった可能性もあります。間違いだった場合は後日連絡がくるケースもあるので、様子を見てみるのも方法のひとつです。ご祝儀袋と入っていた金額が異なっていたときも同様で、様子を見て何もなければ信頼できる方に相談してみましょう。
 

ご祝儀制ではなく会費制にする方法も

結婚式はご祝儀をいただく形が多いですが、会費制にしてしまうと金額も分かりやすくご祝儀の金額に対する不安も軽減できます。また、会費制はご祝儀の相場よりも安いケースが多く、ゲスト側としてもご祝儀の負担を少なくできる点がメリットです。ご祝儀をいただいていないので、お返しの用意も基本的には必要ありません。
 
会費制の結婚式はご祝儀の相場よりも金額を低く設定する代わりに、立食ビュッフェなどカジュアルな雰囲気のケースが多く、友人と家族だけなど近しい人のみで行う結婚式におすすめです。
 
会費制で結婚式を行うときは、事前に会費制であることとご祝儀は不要であることを伝えておきましょう。また、会費が安すぎると自分たちの負担額も大きくなるので、事前に自分たちで負担できる費用を決めてから会費額を決めます。
 
もし、金銭的に余裕があれば、お返しの代わりに簡単な記念品などを用意しておくと、ゲストにとってもさらに思い出に残りやすい結婚式になるでしょう。
 

ご祝儀が少ないと思っても相手には言わない方がいい

今回参照した調査結果によると、友人へのご祝儀の相場は3万円でした。ご祝儀が5000円だった場合、相場よりは少ないことになります。しかし、たとえ少ないと思っても相手には伝えないようにしましょう。さまざまな理由で5000円しか包めなかった可能性もあるためです。
 
どうしても金額で悩むときは、ご祝儀を渡した本人ではない、信頼できる家族や友人に相談してみましょう。また、日数が経過してから包む金額を間違えたと連絡がくるケースもあります。
 
結婚式を開くにあたって受け取るご祝儀の金額に不安を覚えるときは、会費制にしてしまうのも選択肢のひとつです。会費制にすれば、ゲストはご祝儀の金銭的負担が軽減され、主催する側は必要な費用を把握しやすいメリットがあります。
 

出典

一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会 祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)集計結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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