1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

大学生18歳の息子に「クレジットカードを持ちたい」と言われました。成人とはいえ学生なのに持たせて大丈夫?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月12日 10時30分

大学生18歳の息子に「クレジットカードを持ちたい」と言われました。成人とはいえ学生なのに持たせて大丈夫?

18歳の成人になると、子どもは自分でクレジットカードを作成できるようになります。しかし、親としてはまだ学生の子どもにクレジットカードを持たせることへ不安を感じる方もいるでしょう。   子どもにクレジットカードを持たせるときは、ルール決めなど子どもがカードをしっかり管理できるようサポートすることが大切です。今回は、クレジットカードを子どもへ持たせるときのポイントについてご紹介します。

18歳になったらひとりでもクレジットカードは作れる

クレジットカードは成人していればひとりで作成できます。そのため、学生に区分される大学生も作成可能です。未成年の間に親の同意なしにカードを作成できない理由は、クレジットカードの作成が法律行為である契約に該当するためです。
 
政府広報オンラインによると、未成年の場合、法律行為は保護者の同意なしにはできません。しかし、成人すると保護者の同意は不要になるため、子どもだけでもクレジットカードの作成ができます。
 
ただし、同意が不要であっても、クレジットカード会社によっては保護者への確認が必要なケースもあるため、事前にチェックしておきましょう。
 
子どもがクレジットカードを作りたいと言って不安なときは、親がクレジットカードの作成を一緒にすることも方法のひとつです。カードの作成に反対して子どもが知らない間にクレジットカードを作るよりは、カードを使うときに大事なポイントなどを伝えられるため、カードの使用に対するさまざまなリスクを軽減できます。
 

子どもにクレジットカードを持たせるときのポイント

初めて子どもにクレジットカードを持たせるとなると、不安がある方もいるでしょう。カードを使いすぎないようにするため、あらかじめルールを決めておくことがおすすめです。
 
ただし、もう成人しているのであまり細かすぎるルールではなく、あくまで子どもが自分の意思で判断できるように、ある程度のルールを決めておくことがポイントです。
 

アルバイトをさせ自分の収入の範囲で使わせる

クレジットカードに使用する口座は、子どもがアルバイトで稼いだお金が入る口座にしておきましょう。自分で稼いだ範囲内でカードを使用することで、金銭感覚を身に付け使い過ぎを防ぎます。
 
子どもが使いすぎているときは金銭援助をするのではなく、節約するように伝えることも大切です。子どものためにとお金が足りないときに援助をしてしまうと、クレジットカードでアルバイトの収入以上にお金を使用する可能性があります。
 

使用したときのレシートや領収書は保管する

クレジットカードを利用したときのレシートや領収書は、必ず保管するように伝えましょう。クレジットカードはあとで支払った金額を口座から引かれるため、気づかないうちに口座の残高不足になるケースも少なくありません。
 
ネットショッピングのときも同様で、いくら支払ったかをほかのレシートなどと合わせてメモしておきましょう。分割払いを選択したときは、手数料も考慮する必要があります。
 
さらに、口座から引き落とされる日も把握しておきましょう。引き落とし日が複数あるときは、日付ごとに金額をまとめておくことも大切です。引き落とし日に口座内にお金がない状態は避けましょう。
 

子どもとクレジットカードの利用ルールを決めたうえで作成する

18歳になれば、学生であっても自分でクレジットカードの作成ができます。契約を始めとする法律行為は成人を過ぎると親の同意なしにできるためです。もし初めてクレジットカードを作成するにあたって不安がある場合は、親がクレジットカードの注意点やルールを伝えておきましょう。
 
クレジットカードでは、引き落とし日や引き落とされる金額を把握する必要があります。子どもが自分で稼いだ金額を超えないように、また引き落とされる日や金額を間違えないようにするため、レシートや領収書の保管をしっかりさせましょう。
 

出典

内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン 18歳から“大人”に!成年年齢引下げで変わること、変わらないこと。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください