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小説家を目指しています。仮に書籍が10万部売れたらどれくらい印税はもらえるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月11日 12時20分

小説家を目指しています。仮に書籍が10万部売れたらどれくらい印税はもらえるのでしょうか?

小説家の収入源=本の印税収入と思い浮かべる方もいるでしょう。小説家には代表的な印税収入以外にも収入源があります。   そこで今回は、小説家がどの程度の印税収入を得ているのかについてや、印税収入以外の収入源、小説家になるための方法をご紹介します。

小説家の働き方

小説家として働くということは、会社員のような正社員などの雇用形態でなく、フリーランスとして働くことが一般的とされているようです。
 
自分の本を出版してくれる会社と契約して、おもに小説や雑誌のコラムの連載などを行います。近年では紙媒体だけでなく、携帯小説やWeb上での記事作成などの仕事も増えている傾向にあるようです。
 
ただし、初めのうちは小説家として安定した収入を得ることは難しい可能性もあるため、ライターなどのアルバイトや会社員をしながら小説家を目指している方もいます。
 

小説家の収入源

小説家のおもな収入源は、原稿料・印税・講演料の3つがあげられます。それぞれの収入の仕組みを解説します。
 

原稿料

原稿料とは、単発での執筆や新聞・雑誌の連載などで執筆したものに対して支払われる報酬です。400字の原稿用紙1枚あたりの値段×原稿枚数で原稿料が決まることが一般的とされています。
 
1枚あたりの原稿用紙の値段は契約している企業や、小説家によってもさまざまですが、3000円〜3万円程度が目安となっているようです。例えば、1枚の原稿料が5000円だとすると雑誌の1回の連載で50枚の原稿を使用すれば25万円が収入となります。
 
単発などではなく毎月連載などを抱えている小説家であれば、ある程度一定の固定収入が見込めるでしょう。
 

印税

原稿料にくわえ、印税も小説家にとってメインの収入源の1つです。印税とは、出版された本の売れた部数に応じて、あらかじめ決められた割合が支払われる報酬を意味します。印税の割合は10%程度が目安とされているようです。
 
例えば、1冊1000円の本が1万部売れると100万円となり、10万部売れると1000万円の印税収入となります。ベストセラーやヒット作を出すことで、その分大きな利益を得られます。
 
しかし、近年は出版業界も不況下に直面しており、ベストセラーと呼ばれる10万部を売ることは厳しくなってきている現状があるようです。そのため近年では、半分の5万部でもベストセラーと呼ばれるケースもめずらしくありません。
 

講演料・原作使用料

小説家として有名になると、テレビやラジオなどのメディア出演や企業からの講演依頼を受けるケースもあります。ただし、講演料などは依頼する企業によって異なるため、どの程度の収入源になるかは一概にはいえないでしょう。
 
また、自分の書いた小説が映画化やドラマ化されると、原作使用料を得ることもできます。ただし、講演料や原作使用料はある程度有名にならないと舞い込みにくい仕事であるため、ベースは原稿料や印税収入がメインとなる可能性があります。
 

小説家になるための方法

小説家になるためには、以下のような方法が考えられます。

●出版社の編集部に原稿を送る
●Web上の小説を書く
●自費出版する

小説を書いたら、出版社の編集部に送ったり編集者と直接アポイントメントをとったりして、自分で書いた小説を読んでもらいましょう。編集者の目に留まれば連載などをしてもらえるかもしれません。Web上の小説投稿サイトなどに自分の小説を投稿して、スカウトを待つという方法もあります。
 
また、資金面に多少余裕があれば自費出版も可能です。自費出版した本が店頭に並んで売れれば、出版社から声がかかるケースも考えられます。
 

印税率10%で1冊1000円の書籍が10万部売れると1000万円程度の印税収入を得られると推測できる

一般的な書籍などの印税率は10%とされており、仮に1冊1000円の書籍が10万部売れれば1000万円程度の印税収入が入る計算です。
 
また、小説家の場合は、そのほかにも原稿料や講演料・原稿使用料などの収入源があります。自分が書いた小説などが有名になれば大きく収入を伸ばせる可能性があります。
 
ただし、小説家は企業の正社員と異なりフリーランス形態での仕事が一般的であるため、収入が不安定になりやすい職業です。紙媒体だけでなくWeb上での執筆などにも活動の幅を広げていく必要があるでしょう。
 
もし小説家になりたいと考えているのであれば、ご紹介した方法も含め検討してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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