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「エアコン」と「サーキュレーター」を同時に使うと電気代が節約になると聞きました。年間で電気代はどのくらいの節約になるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月14日 1時40分

「エアコン」と「サーキュレーター」を同時に使うと電気代が節約になると聞きました。年間で電気代はどのくらいの節約になるのでしょうか?

夏の暑い時期や冬の寒い時期など、エアコンをつける機会が多い人もいるかもしれません。その中でエアコンとサーキュレーターを同時に使うと電気代が節約になると聞き、年間どのくらい変わるか気になる人もいるでしょう。   今回はエアコンとサーキュレーターを同時に使った場合の電気代についてまとめました。あわせて、効果的な使い方も紹介しています。

エアコンとサーキュレーターを同時に使うと電気代の節約につながる?

エアコンとサーキュレーターを同時に使うと、電気代の節約につながると考えられています。そもそもサーキュレーターは、室内で滞留している空気を循環させるのが主な使用方法です。そのため、エアコンの冷風や温風を循環させるのに効果的といえるでしょう。
 
仮にエアコンを冷房で使用している場合、冷たい空気は部屋の下側にたまってしまいます。室内に温度のムラができてしまうと、温度が高いと感じる場合もあるでしょう。このときにサーキュレーターを使用すれば、冷たい空気を部屋全体に送り届けられ、結果として電気代の節約効果が期待できると考えられます。
 

エアコンの電気代目安

エアコンを使用している際の電気代目安について、今回は消費電力を770ワット・電気代の料金単価を31円/キロワットアワーとして、1時間使用した場合の料金を計算してみました。
 
まず、電気代の計算方法は「消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×電力料金単価(円/キロワットアワー)」で計算されます。そのため、770ワットを0.77キロワットに変換しなければなりません。これを上記の式に当てはめると「0.77×1×31」となります。この場合、1時間当たりの料金は23.87円となりました。
 
なお、電気代は設定温度や使用するモデルによって異なることも覚えておきましょう。
 

サーキュレーターの電気代目安

サーキュレーターの消費電力は、20ワット前後になるようです。今回は消費電力を20ワットと仮定し、料金単価を31円/キロワットアワーで計算しました。電気代の計算式に当てはめると「0.02×1×31」となります。この場合の電気代は、1時間当たり0.62円です。
 
なお、サーキュレーターはACモーターとDCモーターの2種類に分類されます。2つのうちDCモーター搭載モデルの方が電気代は安くなるようなので、電気代を気にする場合はこの部分にもこだわってみましょう。
 

エアコンとサーキュレーターの同時使用で電気代はどのくらい安くなる?

エアコンとサーキュレーターを同時に使うと、当然2つの機器に電気代がかかります。そのため、今回計算した金額を単純に足すと、電気代は1時間当たり24.49円です。1日8時間使った場合は、195.92円が電気代として発生します。
 
ただし、同時に使用している場合は、エアコンの設定温度を上げられる可能性があるでしょう。仮に温度を1度上げた場合、10%ほど電気代が下がるといわれています。
 
今回の条件で計算した場合、エアコンの設定温度を1度上げた場合の1時間当たりの電気代は約21.48円です。この金額にサーキュレーターの電気代を足すと、約22.1円となりました。8時間使用した場合は約176.8円となり、1日当たりおよそ19.12円の節約効果が期待できるでしょう。
 
30日間では約573.6円、年間だと約6883.2円の節約が期待できるため、電気代を安くする方法としては効果的と考えられます。
 

サーキュレーターの上手な活用方法

サーキュレーターを活用する際は、冷房と暖房で有効な使い方が異なるようです。冷房の場合は、床に冷たい空気がたまりやすいため、エアコンを背にして、床と風向きを平行に置くのが効果的といえるでしょう。
 
対して暖房の場合は、エアコンと対角線に配置するのがよいとされています。風向きはエアコンに向けることで、上部にたまりやすい暖かい空気を循環させられるようです。
 

エアコンとサーキュレーターの同時使用は電気代の節約効果が期待できる

サーキュレーターは、エアコンと同時に使うのが効果的なようです。同時に使用すれば電気代の節約効果が期待でき、今回の条件では1日8時間使用した場合は月間約574円、年間約6883円の節約効果となりました。
 
ただし、いくら安くなるかは使っているエアコンのモデルや稼働時間などによって異なります。自身の環境でどのくらい安くなるかを計算したうえで、同時使用を検討してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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