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もはや外食のラーメンは「高級品」? 1000円を超えるラーメンとカップ麺では、年間の食費はどれだけ違う?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月12日 10時20分

もはや外食のラーメンは「高級品」? 1000円を超えるラーメンとカップ麺では、年間の食費はどれだけ違う?

ふとした瞬間にラーメンを食べたくなることがある人は多いでしょう。しかし、近年では外食のラーメンが1000円を超えることも珍しくありません。そこで本記事では、外食のラーメンとカップ麺では、年間どれだけ差が発生するのか、無理せず食費を節約するポイントなどを紹介します。

外食ラーメンとカップ麺の食費の差

小売物価統計調査によると、2024年5月時点のカップ麺の価格は、1個あたり198円です。外食ラーメンの価格を1000円と仮定して、年間の食費にどのくらいの差が発生するのか見ていきましょう。なお、どちらも週1回、月に合計4回食べるとして食費を計算します。

●外食ラーメンにかかる年間の食費:1000円×4回×12ヶ月=4万8000円
 
●カップ麺にかかる年間の食費:198円×4回×12ヶ月=9504円

外食ラーメンとカップ麺では、年間の食費に約3万8500円の差が発生すると分かりました。この結果からも、1000円を超える外食ラーメンは、食費に大きな影響を与えると考えられ、人によっては高級品といえるでしょう。
 

無理せず食費を節約するポイント

毎日のように外食のラーメンを食べると食費がかさんでしまいますが、たまには食べたくなるときもあります。外食のラーメンを食べたくなったときに、ためらわずに注文できるよう普段の食費を節約して余裕を持っておくことが大切です。ここでは、無理せず食費を節約するポイントを紹介します。
 

買い物前に冷蔵庫の中身をチェックする

冷蔵庫の中身を確認せず買い物に行き、まだ残っている食品を新しく買ってしまったという経験をしたことがある人もいるでしょう。食品が重複して利用する前に傷んでしまっては、その分の食費が無駄になってしまいます。
 
また、食品を多く買い込み冷蔵庫に詰め込むと、食品を冷やすための電気代が高くなるといわれています。食費と電気代を節約するためにも、買い物前に冷蔵庫の中身を確認しましょう。
 

リストを作成してまとめ買いする

食品に限らず、買い物へ行く前には何を買うかのリストを作成しておくのがおすすめです。リストを作成していないと、あれもこれもとつい購入数が増えてしまいます。
 
また、買い物へ行く頻度が多いと無駄なものを購入してしまう場合があります。買い物の頻度を週に1回、2週間に1回などと決めて、まとめて購入すると無駄な買い物を減らせる可能性があります。
 

コンビニを利用しない

コンビニの商品はスーパーと比べて割高な傾向があります。また、コンビニでは肉や魚、野菜などの生鮮食品はあまり販売されていないため、自炊に適していません。毎回加工された食品やお弁当などを購入していると食費がかさんでしまうため、注意が必要です。
 
コンビニは駅や自宅の近くなど、さまざまな場所にあるため、通勤や通学の際につい寄ってしまうという人は、いつものルートを変えるのも一つの手段です。
 

プライベートブランド商品を活用する

プライベートブランドとは、小売店が独自で展開しているブランドのことで、一般的な商品よりも低価格であるのが特徴です。例えば、イオングループであればトップバリュー、セブン&アイホールディングスではセブンプレミアムなど、さまざまな小売店がプライベートブランド商品を販売しています。
 
プライベートブランドの商品は、卸売業者へ支払う費用や広告宣伝費がかからないため、コストを抑えられ、低価格が実現しています。近くにプライベートブランド商品を取り扱うスーパーやドラッグストアなどがあれば、積極的に活用するのがおすすめです。
 

キャッシュレス決済を活用する

クレジットカードやQR決済などのキャッシュレス決済を利用すると、金額に応じてポイントが貯まります。貯まったポイントは商品と交換できたり、会計時に利用できたりするため、上手に活用することで節約につながる可能性があります。
 
また、キャッシュレス決済であれば決済履歴が残るため、支出を把握しやすくなる点もメリットの一つです。
 

普段の食費を節約して外食ラーメンを食べよう

外食のラーメンは、カップ麺と比べると年間の食費に約3万8500円の差が発生することが分かりました。そのため、頻繁に外食のラーメンを食べていると食費がかさんでしまう可能性があります。普段は節約を心がけ、頻度を決めて外食のラーメンを楽しむのがおすすめです。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 / 小売物価統計調査(動向編)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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