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飲食店で、持ち込んだ「お茶」を飲んでいたら注意されました。ちゃんと料理も頼んでいたのに、なにか問題はあるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月18日 2時20分

飲食店で、持ち込んだ「お茶」を飲んでいたら注意されました。ちゃんと料理も頼んでいたのに、なにか問題はあるのでしょうか…?

日本では数多くの飲食店、定食屋が営業しており、仕事のランチライムや家族でのディナータイムなどで利用されています。こういった店の多くでは自分で購入したお茶などの持ち込みが認められておらず、これは店の飲食物を頼んでいても関係ありません。   このように飲食店で持ち込みが認められていないのには、さまざまな理由が存在しています。本記事では、持ち込みが禁止されている理由などを解説するので、気になる人は参考にしてみてください。

飲食店は衛生面を守って営業する必要がある

飲食店では衛生面を守って営業する必要があるため、食品衛生責任者を設置することが義務付けられています。すべての飲食店や食品事業者は、食品衛生責任者を設置し衛生面に対して十分に注意するように指導されており、個人店でもチェーン店でも設置をしなければなりません。
 
ところが、そうしてせっかく細かい部分まで衛生面の管理をしていても、外部から飲食物を持ち込みされると問題が起きるリスクが高まります。飲食店では提供している食品については飲食店が責任を持つため、問題が起きれば店はさまざまなペナルティを受ける可能性があります。
 
食中毒が起きると営業停止などにもつながり、店舗には大きな損害が生じるので、リスク対策として飲食物の持ち込みのような衛生面を損なう可能性がある行為は禁止していることが多いです。
 

持ち込みは店舗の売上に影響する

飲食店ではソフトドリンクやアルコールなどの販売をしているため、店舗内での注文は当然ですが売上になります。
 
ソフトドリンクやアルコールなどのドリンクは利益率が高いものも多く、特に居酒屋などではドリンク類を持ち込まれては死活問題になります。店舗で注文するドリンクは値段が高いと感じるかもしれませんが、それは人件費や土地代なども含まれているので仕方ありません。
 
また、店舗内で提供する飲食物は管理も行き届いており、衛生面について安全が確保されているものなので、店舗側からすれば衛生面のリスクを避けられるのです。
 

持ち込みをしたい場合は事前に相談する

原則として店舗への飲食物の持ち込みは認められませんが、事前に相談すれば持ち込みを認めてもらえるケースもあります。アレルギーを持っている人や離乳食が必要な子どもがいる場合などです。
 
ただし、必ず持ち込みが認められるわけではなく、店舗によって決められているルールが違う点には注意しましょう。例えば、持ち込み自体は相談すれば対応してくれる店舗でも、持ち込み食品の種類によってはアウトかもしれません。
 
食品によっては店舗内で管理している他のものにも影響を与えるため、持って行ってから相談するのではなく、相談してから持っていくようにしましょう。
 

持ち込み料金が発生する可能性がある

飲食物の持ち込みを許可している店舗でも、持ち込み料が発生するケースがあります。
 
具体的な金額については店舗によって異なるため、持ち込みを相談する際には持ち込み料が必要なのかとともに、その場合の料金の確認もしましょう。例えば、1品ごとで料金設定されている可能性もあるので、細かい部分まで把握してから持ち込みを検討してください。
 

まとめ

飲食店への飲食物の持ち込みは、衛生面からも売上面からもデメリットが大きいため、多くの店舗では原則禁止とされています。
 
どうしても持ち込みをしたい場合、先に店舗に相談して確認してください。トラブルを避けるためにも飲食物の持ち込みは極力避けて、店舗内で飲食物はちゃんと注文しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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