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小学校に入るまでの子育てで一番お金をかけるべきところってどこでしょうか?全部にこだわっていたらいくらお金があっても足りません。こどもは今1歳です。

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月18日 23時0分

小学校に入るまでの子育てで一番お金をかけるべきところってどこでしょうか?全部にこだわっていたらいくらお金があっても足りません。こどもは今1歳です。

子育てにはお金がかかります。生まれてから小学校に入るまでは、子どもの今後の成長に大きく関わる時期でもあるため、健康に育ってもらいたいと考え、何に費用をかけるべきか迷っている方もいるでしょう。   本記事では、小学校に入るまでの子育てで、多くの人が何に費用をかけているのか紹介します。

小学校に入るまでの子どもにかかる費用

厚生労働省の「妊娠・出産・子育てにかかる 費用と主な経済的支援」をもとに、小学校に入るまでの子どもにかかる費用の項目や平均金額を表1にまとめました。
 
表1

育児費(食費・保険・医療など) 69万7533円
子ども用品・衣類費 79万464円
幼稚園・保育所関係費用 114万7365円
幼稚園・保育所以外での教育費 26万8390円
おこづかい 2936円
お祝い行事関係費 24万8240円
子育てのための預貯金・保険 76万886円

厚生労働省「妊娠・出産・子育てにかかる 費用と主な経済的支援」をもとに筆者が作成
 
幼稚園・保育所関係にかかる費用が最も高いと分かりました。共働きや実家が遠く頼れないなどにより、延長保育や夜間保育、ベビーシッターなどを利用すると、より費用が高まると考えられます。
 

子育てでお金をかけたいもの

ここでは、子育てでお金をかけたい項目を紹介します。将来子どもが自由に人生を選択できるようにするためには、どのような項目に費用をかければよいか気になる方も多いでしょう。
 

食品や食材

食品や食材は、子育てにおいて気にかけたい項目の一つです。例えば、安心・安全を求めて国産品、無添加、無農薬などの食材を利用したいと考える人も多いでしょう。
 
また、子どもにアレルギーがあれば、利用できる食材が限られるため、より気を使う必要があります。多少価格が上がっても、子どもの健康を考えると、よいものをこだわって利用したいものです。
 

習い事

子どもの習い事も教育においてお金をかけたい項目の一つです。例えば、プロ野球選手になりたいと夢を語る子どもに対しては、野球を習わせてあげたいと考えます。また、バレエやダンスなどを習わせる場合、発表会の衣装代が多くかかります。
 
子どもの夢をかなえるための習い事のほかに、勉強のために塾へ通わせたい、将来を考え、英会話教室に通わせたいと計画している人も多い傾向です。子どものやりたい習い事と勉強の習い事を両立させると、毎月の費用も大きな割合を占めるでしょう。
 

家族旅行

家族旅行も子育ての中でお金をかけたい項目の一つです。旅行は気分のリフレッシュにつながるとともに、子どもにとっては家族との大切な思い出にもなります。
 
家族での旅行は、人数が多ければその分費用もかさみます。費用を抑えて子どもと旅行に行くのであれば、小学校に上がる前の小さいころがおすすめです。
 
子どもが小学校に上がると料金が高くなり、子ども自身もクラブや習い事を始め、忙しくなる可能性があります。中学校、高校と上がっていくと、部活やバイトなどを始める子どもも多く、家族との時間は少しずつ減っていくでしょう。
 
思春期になると家族旅行を嫌がる子もいるかもしれません。費用と子どもの時間を考え、早いうちから家族旅行を経験しておくとよいでしょう。
 

子育て費用を貯めるポイント

ここでは、子育て費用を貯めるコツを紹介します。子育て費用は、先取り貯蓄がおすすめです。毎月生活費を節約していても、物価の上昇や急な出費により、なかなか月末にお金が残らないという方もいるでしょう。
 
そのため、残った分を教育資金として貯めようと思っていてもなかなか金額が増えません。実際に子育て費用が必要になるときまでに目標金額に到達するよう、収入が入ったら決まった金額を先に貯金しましょう。
 
自分で管理して貯めるのが難しい場合は、学資保険の利用も選択肢の一つです。子どもの教育資金を貯めるための貯蓄型保険で、契約時に決めた期間が経つと、祝い金や満期保険金を受け取れます。
 
受け取った金額は進学費用や教育資金に充てることが可能です。契約者に万が一のことがあれば、それ以降保険金を支払わなくても祝い金や満期保険金を受け取れます。
 

6歳までの子どもで最も費用がかかるのは幼稚園・保育所費用

6歳までの子どもで最も費用がかかるのは幼稚園・保育所関係で、平均114万7365円です。
 
実際に子育てが始まってから家計が苦しくならないよう、教育資金は計画を立てて事前に貯めておくことが大切です。先取り貯蓄を意識し、場合によっては学資保険を活用しましょう。
 

出典

厚生労働省 妊娠・出産・子育てにかかる費用と主な経済的支援
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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