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今年で50代になる親に「貯金額を隠さず教えて」と言ったら「200万円…」との答えが。私が養っていくしかないでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月19日 9時40分

今年で50代になる親に「貯金額を隠さず教えて」と言ったら「200万円…」との答えが。私が養っていくしかないでしょうか…?

50代で貯金が200万円の場合、定年後の生活に不安を覚える方もいるでしょう。本記事では、50代から老後の資金を貯める方法を紹介します。両親が老後の生活に不安を抱えている場合は、貯金の方法を伝えてあげましょう。

50代から老後の資金を貯める方法

両親から聞いた貯金額があまりに少ないと、老後の生活が大丈夫か不安になる方もいるでしょう。両親の老後の面倒をみる余裕がない方は、50代からでもできる老後の資金の貯め方を両親に伝えることをおすすめします。ここでは、50代から老後の生活費を貯めるためのポイントを紹介します。
 

再雇用制度を利用して長く働く

年金生活になり収入が大きく減少し、現在の貯金額では生活費が不足してしまうという場合は、再雇用制度を利用するのも一つの手段です。再雇用制度では、現役として働いていたときよりも収入は下がる傾向がありますが、安定した収入を得られる可能性があるため、老後の資金形成が間に合わなかったときに利用したい制度です。
 
再雇用制度では、60歳で定年を迎えた後も定年退職者が希望すれば、再び雇用契約を延長できます。副業やバイトとは違い、今までと同じ会社で働けるため、業務を新しく覚え直す負担も少ないでしょう。
 

健康を維持して医療費の負担を増やさない

医療費にかかる負担を減らすために健康を維持することも、老後の生活では大切です。健康的な生活を送り、慢性疾患や医療費の発生を抑えられれば、生活費の節約につながり、老後の資金を貯めやすくなります。健康を維持するためには、バランスの取れた食事や継続的な運動、十分な睡眠などが必要です。
 
また、タバコを吸っている人は早いうちに禁煙することをおすすめします。また飲酒により健康診断の結果が悪くなってきている方は、お酒を控えることも検討しましょう。健康を維持することで、長く働き続けられることにもつながります。
 

年金を繰下げ受給する

老後に得られる収入を増やすために、年金の繰下げ受給も検討しましょう。現在、公的年金は原則65歳からの受給ですが、66歳から75歳まで受給開始年を繰り下げられます。老後資金の準備に不安がある場合は、年金そのものを増やすために繰下げ受給を活用するとよいでしょう。
 

個人年金保険を利用する

老後資金を貯める方法として、個人年金保険の利用が挙げられます。個人年金は、一定期間保険料を支払い続けると、老後に安定した収入を得られるメリットがあります。また老後の資金を増やせるだけではなく、年末調整や確定申告の際には、所得税の控除対象になることも特徴の一つです。
 
個人年金保険を利用して支払った保険料は、年末調整や確定申告で控除されるため、支払う税金額が削減されます。支払う税金が減れば、その分貯金に回せる資金が増える可能性があります。
 

不動産投資を行う

まとまった資金を利用してもよいという場合には、不動産投資も老後資金を形成するための有効な手段になるでしょう。不動産投資とは、簡単にいうと大家さんとなり、家賃収入を得ることを指します。家賃収入は継続的に得られるとともに、購入時よりも高値で不動産を売却できれば大きな利益を得られる可能性があります。
 
不動産を購入するだけのまとまった資金がないという方も、融資を利用して購入が可能です。
 
ただし、購入する不動産を選ぶには、ある程度知識が必要となるため、不動産投資について勉強をしてから活用するのがおすすめです。

両親に50代からでも老後資金は貯められることを伝えよう

50代の両親に貯金が少ないと分かったとき、将来子どもが面倒を見る可能性もでてきます。しかし、子どもも新しく家庭を持ち、自身の子どもを育てなければならないケースもあり、余裕がないこともあるでしょう。
 
50代からでも老後の資金は準備できる可能性があるため、少しでも自分たちで老後の資金を貯めてもらえるよう、貯金のポイントを理解し両親に伝えるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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