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最近、洗濯物を「浴室乾燥機」で乾かすことが増えました。1回の「電気代」はどれだけかかるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月19日 4時30分

最近、洗濯物を「浴室乾燥機」で乾かすことが増えました。1回の「電気代」はどれだけかかるでしょうか?

梅雨になると洗濯物の乾燥で頭を悩ませる人は多いでしょう。特に近年の雨の降り方は局所的に強い雨が降ることも多く、安心して外に洗濯物を干すことが難しいのではないでしょうか。そのようなときは、浴室乾燥機を利用する機会が増えますが、気になるのが電気代でしょう。   本記事では、浴室乾燥機を使って衣類を乾かすときにかかる電気代と、節約のポイントを解説します。

浴室乾燥機は衣類の乾燥機能がついた空調設備

浴室乾燥機は浴室に設置されている空調設備の1つです。24時間換気や浴室暖房に加えて、衣類を乾燥する機能が備わっています。浴室乾燥機には大きく分けて電気型とガス型の2つの種類があります。
 

浴室乾燥機の電気代は1回あたり約116円

本記事では、電気型の浴室乾燥機を前提として、使用したときの電気代について解説します。

試算条件

・浴室乾燥機の消費電力:1250W
 
・1回の使用時間:3時間
 
・1kWhあたりの電気料金:31円/kWh※1
 
・使用頻度:2日に1回

※1:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の新電力料金目安単価

1日の電気代:1.25kW×3時間×31円/kWh≒116.3円
 
1ヶ月の電気代:116.3円×15回≒1744円

1回あたり約116円となり、2日に1回浴室乾燥機を使うとすると月1744円の電気代がかかります。
 

浴室乾燥機の電気代を節約するポイント5選

外干しなどの自然乾燥に比べ、電気代がかかるということが分かりましたが、それでも雨が続けば浴室乾燥機を使いたいという人は多いでしょう。浴室乾燥機の利用効率を上げて、電気代を節約するポイントを5つ解説します。
 

部屋干しと併用する

薄手のものやサイズが小さいものなどは、部屋干しをし、浴室乾燥機を使って乾かすものを減らしましょう。浴室乾燥機で乾かす量を減らすことで、効率的に乾燥させることができ、結果的に電気代の節約につながります。
 

フィルターを清掃する

浴室乾燥機の空気の通り道であるフィルターに汚れが詰まって風の通りが悪くなると、乾燥効率が下がり余計な電気代がかかります。定期的にフィルターを取り外して掃除しましょう。
 

浴室の水分を飛ばしてから乾燥させる

浴室に水分が残った状態で浴室乾燥機を使うと、湿度が高く、洗濯物が乾くまでに時間がかかるため、結果的に浴室乾燥機を動かす時間が延びてしまいます。
 
特に入浴後に洗濯物を干す場合は、水切りなどで壁の水分を取り除いたり、換気のために少し時間を空けたりしてから浴室乾燥機を使用すると良いでしょう。
 

干し方を工夫する

浴室乾燥機はドライヤーのように温風を出す設備なので、洗濯物を干す位置によって温風の当たる強さが異なります。一般的には浴室乾燥機の吹出口近くのほうが強い温風が当たります。厚手の乾きにくいものを近くに干すように工夫しましょう。
 
また、洗濯物同士の間隔を空けたほうが風通しは良く、洗濯物が乾きやすくなります。あまり間隔を詰めて干さないように1回の洗濯物の量を見直しましょう。
 

浴室をしっかり閉めて効率を高める

浴室のドアが開いていると熱が外に逃げてしまい、乾燥の効率が下がってしまいます。浴室乾燥機を使用するときはドアをしっかり閉め、使用中はできるだけ開閉しないようにしましょう。
 

まとめ

浴室乾燥機を使用した際の電気代は決して安くはありませんが、洗濯物を外干しできないときに、浴室乾燥機はとても便利な設備です。今回解説した節約のポイントを参考に、電気代を抑えながら賢く使用することで、洗濯時の悩みを解消しましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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