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「24時間換気」を1年間使用したら電気代はいくらかかる?「自然換気」よりもきれいな空気になる?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月20日 3時20分

「24時間換気」を1年間使用したら電気代はいくらかかる?「自然換気」よりもきれいな空気になる?

自宅に24時間換気の設備がついており、常に使用している人がいるかもしれません。その中で、24時間365日使用したら電気代はいくらかかるのかが気になる人もいるでしょう。   今回は24時間換気を常に使い続けた場合の電気代について計算してみました。あわせて、自然換気と機械換気の違いについてもご紹介します。

24時間換気を常に使い続けた場合の電気代は?

24時間換気を常に使い続けた場合の電気代について、今回は以下の条件で試算してみました。

・消費電力:弱の場合5ワット、強の場合8ワット
 
・使用時間:24時間
 
・料金単価:29.8円(東京電力エナジーパートナー株式会社「従量電灯B・C 従量電灯Bの電力量料金第1段階料金を使用)

電気料金の計算方法は「1時間あたりの消費電力(キロワットアワー)×使用時間(時間)×料金単価(円/キロワットアワー)」で求められます。上記の計算式に当てはめて計算してみると、弱と強の場合でそれぞれ1日につき以下の電気代になることが分かりました。

・弱の場合:約3.6円
 
・強の場合:約5.7円

上記のことから、仮に1ヶ月(30日と仮定)つけっぱなしにした場合も、電気代は108円~171円程度におさまるようです。年間で見ても、1200円~2000円程度の電気代になると考えられるでしょう。
 
ただし、電気代は設置場所や換気扇の大きさ、種類によっても異なるようです。そのため、一概に上記の金額におさまるわけでない点は理解しておきましょう。
 

自然換気と機械換気の違い

換気方法は大きく分けて、自然換気と機械換気の2種類に分かれます。ここからはそれぞれどのような違いがあるのか、特徴とあわせてメリット・デメリットを見ていきましょう。
 

自然換気

自然換気は、おもに窓やドアを開放して換気を行う方法です。外風の圧力や温度差などを利用して換気する方法であり、うまく換気できるかは、自然環境に左右されるでしょう。
 
自然換気は電力の消費をおさえるため、電気代を節約できる点がメリットとしてあげられます。また、機械を設置する必要がないため、工事費や機械代などのコストもかかりません。
 
対して、自然環境に左右されると説明した通り、うまく換気ができるかはタイミングによって異なります。場合によっては換気がうまく行かず、空気がこもってしまう可能性がある点に注意しましょう。
 

機械換気

機械換気は、その名の通り機械を使って換気する方法のことをいいます。一般住宅においては、トイレや浴室・壁などに換気扇が設けられているケースもあるでしょう。
 
機械換気は自然換気に比べて、効率よく換気できる点がメリットと言えるでしょう。特に人が集まる部屋・施設であれば、欠かせない設備ともされています。
 
対して、機械を設置するためのコストがかかる点はデメリットです。また、機械音が気になる人にとっては、稼働している際の騒音がストレスになるかもしれません。
 

24時間換気を365日常に使用した際の電気代は1200円~2000円程度と考えられる

24時間換気を常に使用した場合の電気代は、1200円~2000円程度におさまるようです。ただし、金額についてはあくまでも目安であり、どこについている換気扇を動かすかで変動する点には注意しましょう。
 
また、24時間換気は自然換気に比べて、効率よく換気できる点がメリットです。対して設置のコストがかかる・騒音が気になる可能性があるといったデメリットがあるため、利用するかどうかは慎重に判断するといいでしょう。
 

出典

東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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