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「東京湾アクアライン」の通行料はETC車と非ETC車で「3倍」近く差があるって本当? なぜそのような差が生まれるの?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月20日 2時20分

「東京湾アクアライン」の通行料はETC車と非ETC車で「3倍」近く差があるって本当? なぜそのような差が生まれるの?

東京湾アクアラインを通行する際、ETCを使用しない人がいるかもしれません。その際になぜETC車が800円なのに対して非ETC車が3000円近くかかるのか気になる人もいるでしょう。   今回は、東京湾アクアラインを通行する際の料金が、ETCの使用によって金額に差がある理由をまとめました。併せて、適用区間・割引期間もご紹介します。

東京湾アクアラインの通行料金は?

東京湾アクアラインの通行料金は、ETCの有無や車のサイズによって異なります。まずは下記の表1で金額を見てみましょう。
 
表1

割引後料金(ETC車) 通常料金(非ETC車)
軽自動車 640円 2510円
普通車 800円 3140円
中型車 960円 3770円
大型車 1320円 5190円
特大車 2200円 8640円

※木更津市「東京湾アクアラインの通行料金」基に筆者作成
 
上記の通り、通常料金に比べるとETC車の割引後の料金は約4分の1になっていることが分かります。車のサイズが大きくなれば金額も増えるため、東京湾アクアラインを通行する際は、できるだけETCを利用する方がよいでしょう。
 
なおETCを利用する際、土日祝日の上り線(川崎方面)に関しては、時間帯による割引も適用されます。0時〜13時は上記の表と同じ金額で利用でき、13時〜20時は1.5倍、20時~24時は0.75倍の料金になる点も覚えておきましょう。
 

ETC車と非ETC車の通行料金に差が生まれる理由

ETC車と非ETC車の通行料金に差が生まれる理由は、経済効果に期待しているためと考えられます。実際、ETCによる割引の差額は国や千葉県が負担しており、通行料金を安くして利用者の増加を狙っているといえるでしょう。
 
ETCの割引は、東京湾アクアラインに限ったものではありません。さまざまな高速道路で導入されていることを理解したうえで、上手く活用しましょう。
 

東京湾アクアラインのETC割引が適用される区間

東京湾アクアラインのETC割引が適用される区間は、浮島IC・川崎浮島JCTから木更津金田ICまでとなります。このほか、海ほたるPAでのUターン走行についても割引の対象です。
 
Uターン走行とは、出発したIC・JCTから海ほたるPAまで行き、その後出発時に利用したIC・JCTまで戻ることを指します。
 

ETC車の割引に期間は設けられている?

東京湾アクアラインのETC車割引は、令和4年4月1日~令和7年3月31日までと期間が定められています。対象の期間を過ぎると、割引が適用されなくなる可能性があるため、注意しましょう。
 
期間終了後の料金について、2024年6月時点ではまだ確定していないようです。基本的には通常料金がそのまま適用されると考えられますが、どのようになるかは期間終了のタイミングで、随時確認してみましょう。
 

東京湾アクアラインの通行料に差があるのは経済効果への期待が関係していると考えられる

東京湾アクアラインでは、ETC車と非ETC車で通行料の差が設けられています。考えられる理由はさまざまですが、国や千葉県が割引分を負担していることを加味すると、経済効果への期待が関係していると考えられるでしょう。
 
なお、割引は令和7年3月31日までと定められています。期間内に利用する場合はETCを活用して、通行料金の節約につなげましょう。
 

出典

木更津市 東京湾アクアラインの通行料金
NEXCO東日本 ETCアクアライン割引・ETC時間帯別料金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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