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父から就職祝いとして「10万円分」の500円玉貯金を譲り受けました。現金ですし、コツコツ使えば“税金”はかかりませんよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月22日 2時20分

父から就職祝いとして「10万円分」の500円玉貯金を譲り受けました。現金ですし、コツコツ使えば“税金”はかかりませんよね?

500円玉貯金やタンス預金で、貯蓄に励んだ経験がある方もいるのではないでしょうか。しかし、このような形で貯められた大量の硬貨を譲り受けるとき、贈与税はどうなるのかが気になるところです。そこで本記事は、贈与税の扱いや大量の硬貨を有意義に使う方法をご紹介します。

現金10万円の贈与は問題なし?

現金などの財産を譲り受けると、課税価格に応じて贈与税がかかります。ただし基礎控除額があるので、年間110万円までなら贈与税はかかりません。したがって、ほかに贈与を受けていなければ就職祝いで譲り受けた10万円には贈与税はかからないことになります。
 
しかし、大量の硬貨を銀行に預けるときには枚数に応じて手数料が発生するので注意が必要です。
 

銀行の預入手数料は回避できる

大量の硬貨を預け入れる場合には、枚数制限のあるATMではなく窓口が基本です。主要金融機関にて10万円分の500円玉(200枚)を預けるとき、窓口手数料がいくらかかるのか見ていきましょう。
 

三菱UFJ銀行:1~100枚(無料)/101~500枚(550円)
三井住友銀行:300枚以下(無料)
みずほ銀行:1~100枚(無料)/101~500枚(550円)
りそな銀行:1~100枚(無料)/101~500枚(660円)
ゆうちょ銀行:1~100枚(無料)/101~500枚(550円)

 
いずれの金融機関も、分割で預ければ手数料を回避できます。ただし、無料での取り扱いは1日1回までとしているケースもあるためご注意ください。手数料がかかっても構わないから一度で済ませたい方は、規定枚数までは料金が変わらないのでほかの硬貨とまとめて預け入れるのがおすすめです。
 

小銭をコツコツ使うのは「浪費」につながる? FPおすすめの有意義な使い方

せっかく受け取った就職祝いだからこそ、有意義に使いたいものです。500円玉は手軽に使える小銭ゆえに、いつの間にか使い果たしてしまうことも。浪費を避けるためにも譲り受けたときから使い方を考えていくことが大切です。
 
10万円ではどのようなことができるのか、新社会人におすすめの使い方をご紹介します。
 

自己研鑽に使う

資格取得を目指す、本を買うなどで自己研鑽に充ててみてはいかがでしょうか。企業によっては資格手当や受験費用が支給されるので、勤務先の規定を確認してみてください。このほか、カフェで勉強するときのコーヒー代にする使い方も考えられますね。
 

腕時計やスーツを買う

10万円あれば、ビジネスシーンや冠婚葬祭でも使える上質な腕時計が手に入ります。あるいはオーダースーツを仕立て、既製品では得られない見た目や着心地を体感してみてはいかがでしょうか。
 

10万円でも投資は始められるが……

投資というと、多額の元手が必要となるイメージをお持ちかもしれません。投資信託のなかには、100円からでも始められるものがあります。そのため、元手としては10万円でも十分な金額といえるでしょう。
 
しかし、10万円は利回り3%で運用しても年間3000円にしかなりません。まだ収入が安定しない新社会人なら、まずは自己研鑽でスキルアップをねらうのがおすすめです。
 

まとめ

10万円は大金ですが、使い始めたらあっという間になくなってしまいます。せっかく就職祝いでいただいたものだからこそ、資格取得や上質なビジネスアイテムの購入など、将来につながるモノ・コトに活用してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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