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通勤中、本線に「斜め」に合流する道路があるのですが、車によって「ウインカー」を出す方向がバラバラです。“右と左”どちらが正しいのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月25日 2時10分

通勤中、本線に「斜め」に合流する道路があるのですが、車によって「ウインカー」を出す方向がバラバラです。“右と左”どちらが正しいのでしょうか?

本線に斜めに合流する道路を運転していて合流に差し掛かったとき「これってウインカーを右と左、どちらに出せばいいの?」と迷った経験はありませんか?   実は同じような「斜めに合流する道路」でも、ウインカーを「右に出すのが正解の道路」と「左に出すのが正解の道路」があります。誤った方向でウインカーを出すと罰金の処罰が科される可能性もあります。   本記事では本線に斜めに合流するときの正しいウインカーの出し方を解説します。この機会に覚えておきましょう。

本線に合流する場所が「交差点」か「付加車線」かによって出すべきウインカーの向きが異なる

本線に対して斜めに合流する際にウインカーを右に出すのか左に出すのか、どちらが正解かを知るには、その道路の種類を理解することが必要です。
 
斜めに本線に合流する道路には、大きく分けて「交差点」と「付加車線」の2つがあります。これにより出すべきウインカーの方向が変わってきますので、それぞれ見ていきましょう。
 

交差点の場合

道路交通法によれば、交差点は「2つ以上の道路が交わる部分」と定義されています。斜めに本線に合流する「Y字路」も、本線に直角に合流する「丁字路」「十字路」も全て交差点です。
 
交差点の場合は右折・あるいは左折をする地点、または交差点の手前の側端から30メートル手前で、曲がりたい方向にウインカーを出すのがルールです。
 
本線に斜めに合流する道に停止線があれば、そこは交差点に該当するため、その場合は左に曲がることを知らせるために「左にウインカーを出す」が正解です。
 

付加車線の場合

一方の「付加車線」は、本線に交わるのではなく、本線と並行して設置されている道路のことです。渋滞緩和などを目的に、高速道路などで本線の脇を並走するように作られており、付加車線の終わりでは本線に「合流」することになります。
 
合流は左折ではなく「進路変更」であり、よって「右にウインカーを出す」が正解です。
 

左右の覚え方

交差点では「左折になるので左にウインカー」、付加車線では「合流(進路変更)になるので右にウインカー」と覚えておくと良いでしょう。どちらの道路であっても、「車で進みたい方向にウインカーを出す」という原則は変わりません。
 

ウインカーを出さないで曲がると罰則を受ける可能性があるので注意

運転に慣れていなかったり土地勘がない道路を走ったりすると、停止線のある交差点から斜めに左折するときに「ウインカーをどちらに出せばいいか分からない」と悩んでしまうことがあるかもしれません。
 
ただ、分からないからといって、ウインカーを出さずに左折や合流をするのは「合図不履行違反」となります。また、左折や進路変更が完了する前に早々にウインカーを消してしまうことも同様に違反です。
 
合図不履行違反は1点の違反点と、普通車で6000円の反則金が科されます。
 

まとめ

本線に斜めに合流する場合、交差点であれば左にウインカーを出し、付加車線から本線に合流する場合であれば右にウインカーを出すのが正解です。
 
自信がないからとウインカーを出さずに左折や進路変更をすると罰則・罰金の対象となります。お金だけでなく、後続車に誤った方向指示が伝わることで事故につながる危険性もあるでしょう。
 
交差点と付加車線の違いを知り、正しくウインカーを出せるようにしましょう。
 

出典

e-Gov法令検索 道路交通法
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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