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住んでいる自治体で自転車の保険加入が必須に。「努力義務」かと思っていましたが、加入するなら年間の費用はいくらですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月25日 10時10分

住んでいる自治体で自転車の保険加入が必須に。「努力義務」かと思っていましたが、加入するなら年間の費用はいくらですか?

「住んでいる自治体で自転車利用者の保険加入が必須になってしまった」「自転車保険に加入すると年間どのくらい費用がかかるのか気になる」という方もいるでしょう。お住まいの自治体によって、定められたルールに臨機応変に応じる必要があります。   今回は、自転車保険にかかる保険料について解説します。自転車保険にかかる費用が気になる方はぜひ最後までご覧ください。

自転車保険の必要性

自治体によっては、自転車保険の加入を推奨している地域もあるようです。自転車保険は、自転車運転中に起きた事故によって自身や他人にけがをさせた場合や、事故による損害をカバーするものです。老若男女問わず、事故を起こすと高額な賠償責任が生じるリスクがあるため、必要性・重要性が見直されています。
 
自分自身だけではなく、被害者を守る、不要なトラブルを避けるといった意味でも自転車に乗る方は自転車保険の加入を検討しましょう。
 

自転車保険における補償内容

自転車事故は身近な事故のため、万が一に備えておくことが大切です。自転車保険の補償対象は、自身と被害者の2つに分けられます。具体的には表1の通りです。
 
表1

補償の種類 補償する保険 補償の主な内容
自身のけがに対する補償 傷害保険 自転車による転倒など、思わぬ事故によってけがをした際の入院・通院や、死亡した際などに備える
被害者の生命・けが・財産
に対する補償
賠償責任保険 個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にけがをさせたり他人の物を壊したりして、損害賠償金や弁護士費用などを負担した場合の損害を補償する

※一般社団法人日本損害保険協会「損害保険Q&A 問95」を基に筆者作成
 
保険に入る主な目的は、自身のけがへの補償のみではなく、被害者への補償です。事故の加害者になると、高額の損害賠償責任を負う可能性があります。自分自身と被害者、どちらを守る意味でも自転車保険には加入しましょう。
 

自転車保険はどのくらい費用がかかる?

実際、自転車保険に加入するとどの程度費用がかかるのかを見ていきましょう。ある自転車保険(自転車事故補償コース)の保険料および補償内容などは表2の通りです。
 
表2

商品プラン 1年間の掛け金
(WEB申し込みの場合)
賠償責任補償額 補償
基本プラン 1670円 1億円 本人・家族ともに補償なし
個人向けプラン 2690円 1億円 本人:死亡・後遺障害保険金 1000万円
入院保険金3000円/日
家族:なし
家族向けプラン 4370円 1億円 本人:死亡・後遺障害保険金 1000万円
入院保険金6000円/日
家族:死亡・後遺障害保険金850万円
入院保険金6000円/日
(配偶者とそのほかの親族は同額補償)

※筆者作成
 
年間の保険料は高くても5000円弱、ひと月あたりに換算すると400円程度が相場のようです。
 

自転車保険にかかる費用相場は年間4000円ほど|万が一のために備えておきましょう

今回の例では、自転車保険にかかる費用相場は年間4000円ほどです。自転車に乗る以上、絶対に事故は起こさない、巻き込まれないとはいいきれません。
 
事故を起こすと自分だけでなく、家族も影響を受けます。自分や大切な家族を守る意味でも保険には加入しておくと安心です。かかる費用も大きくないため、検討してみることをおすすめします。
 

出典

一般社団法人 日本傷害保険協会 損害保険Q&A 問95
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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