1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

契約社員で「年収200万円」の独身30代です。車が必要なのですが、100万円の「中古車」ならローンを組めますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月25日 6時20分

契約社員で「年収200万円」の独身30代です。車が必要なのですが、100万円の「中古車」ならローンを組めますか?

車を一括購入できる予算がないときは、マイカーローンを利用する選択肢があります。マイカーローンなら分割して車両代を払っていけるため、手持ちが十分なくても車を入手可能です。しかし年収がそれほど高くない人の中には、そもそもマイカーローンを組めるかどうか心配する人もいるでしょう。   本記事では、マイカーローンの申込・審査基準について解説します。また車両代以外でかかる出費もご紹介します。

年収200万円でも車のローンは申し込める?

ローンは金融機関からの借り入れであり、誰でも組めるわけではありません。一定の信頼が必要であり、そのうえで通常は申込基準や審査基準が設けられています。
 
マイカーローンを提供している3社を表1で比較しました。申込・審査基準について代表的な項目を記載しています。
 
表1

申込・審査基準 融資額 融資期間
A社 ・年齢:申込時18歳以上75歳未満
完済時80歳未満
 
・前年度税込み年収:200万円以上
・勤続年数:1年以上
 
・保証会社の保証を受けられること
1000万円以内 6ヶ月以上15年以内
B社 ・年齢:申込時満18歳以上
完済時満70歳の誕生日まで
 
・前年度税込み年収:200万円以上
※年金収入のみの場合は対象外
・勤続年数:1年以上
 
・保証会社の保証を受けられること
 
・自動車購入について他の金融機関からの借り入れがないこと
50万円以上1000万円以内
(1万円単位)
6ヶ月以上10年以内
(1ヶ月単位)
C社 ・年齢:申込時満20歳以上
完済時満70歳未満
 
・安定継続した収入のあること
 
・保証会社の保証を受けられること
 
・代表口座を保有していること
10万円以上1000万円以下
(1万円単位)
1年以上10年以内
(1ヶ月単位)

※筆者作成
 
表1の例だと、年収については「200万円以上」としている会社が2社あります。今回のケースでは年収200万円の契約社員であるため、申請可能の対象であると考えられます。
 
一方、「安定継続した年収」という条件を定めている会社の場合、年収200万円がどう判断されるかは分かりません。有期雇用契約である契約社員の場合、「安定継続」した収入があるとみなしてもらえるかどうかは、ローン会社の判断によるでしょう。
 
融資額については、表1の例ではいずれも最大1000万円としており、100万円の中古車であれば、金額的には対象となります。とはいえ、最終的に審査通過するかどうかは申請してみないと分からないでしょう。
 

マイカーローンを組むときは計画性が重要

マイカーローンを組むと、月々定期的に返済しなければなりません。返済額は組んだローンの内容によりますが、銀行系のローンであれば、年率1~4%程度が金利相場とされています。
 
ただし金利は変動金利か固定金利かによっても変わります。変動金利は利率が変わりますが、固定金利は変わりません。
 
一般的に変動金利の方が固定金利より低く設定されている傾向にありますが、その後の見直しで上昇するリスクが考えられます。固定金利は上昇リスクがありませんが、状況によっては変動金利よりも利息が多くなる可能性があります。また借入期間が長くなるほど利息負担が増えるため注意が必要です。
 
ローン会社の中にはシミュレーションツールを公式サイトで提供しているケースがあります。ローンを組むときは、金利や総支払額などを考えつつ、月々の支払い負担に無理がないよう計算しましょう。
 

ローン返済額だけでなく「維持費」も計算する

車両本体のローン返済額だけでなく、車の維持にかかる費用も計算しておくとよいでしょう。維持費には以下のような項目があります。

●税金(自動車税種別割、自動車重量税など)
●保険料(自賠責保険、任意保険など)
●駐車場代
●ガソリン代
●メンテナンス代(消耗品の交換など)
●車検時の整備代

車種や使い方によっては維持費が毎月数万円かかるケースもあります。ローン返済額と毎月の維持費両方を考えてローン申請しましょう。
 

年収200万円でも100万円の中古車を購入する際にローンを組める可能性はある

年収200万円以上あれば、ローン申請の年収条件を満たせるケースがあります。その他の条件も満たしていれば、ローンを組めるかもしれません。
 
ローンを組むときは、月々の返済を無理なく行えるよう、事前によくシミュレーションしておきましょう。その際はローンの返済額だけでなく、車購入後の維持費も計算に入れて考えることが重要です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください