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子どもが通う小学校からPTA会費「5000円」を請求されました。PTA会費って具体的に何に使われているのですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 9時30分

子どもが通う小学校からPTA会費「5000円」を請求されました。PTA会費って具体的に何に使われているのですか?

多くの親は、子どもが学校に入学したタイミングでPTAに加入しています。PTAに参加することで、他の保護者との関わりが増え、子どもの活動を学校全体で支援できるメリットがあるものの、会費がどのように使われているかを気にする方も多いでしょう。   今回は子どもの学校でかかるPTA会費について、具体的な利用方法を解説します。

PTA会費とは

PTAの会費には、主に下記のような利用方法があります。
 

・PTA総会や講演会、研修会、懇親会などにかかる経費
・美化活動などの各種活動にかかる経費
・広報紙の発行にかかる経費
・PTA運営にかかる資料(コピー代など)の事務費
・通信費や交通費、保険料などの各種運営費
・卒業記念品や運動会参加賞などの購入費

 
子どもが学校に通っていると、定期的に広報誌が配られたり、イベントの参加を呼びかけるチラシが届いたりします。このようなものを作る際にPTA会費は使われています。また、地域によっては定期的なイベントを催しているところもあるでしょう。出し物や景品などの用意もPTA会費でまかなわれている場合があります。
 
また、PTAの会費は学校内行事のタイミングでも使用されます。例えば、卒業生の記念品や運動会の参加賞、ラジオ体操の参加賞などが代表的です。
 
このように、PTA会費の使用用途は多岐にわたります。つまり、自分たちが支払ったPTA会費は、学校を通して子どもたちに還元されているというわけです。
 

そもそもPTAは任意加入

そもそも、PTAの加入は任意であって、子どもの入学時に義務付けられているものではありません。しかし、「PTAは加入すべき」という風潮がまだまだ見られることから、地方や一部自治体では加入が暗黙の了解になっており、「そもそもPTAに加入しないという選択肢を知らなかった」といったケースもあるようです。
 
また、「加入は任意です」と言われたのに、実際には加入しなければ周囲から浮いてしまったり、ネガティブな視線を向けられてしまったりする場合があるようです。子育てとPTAの参加は切り離すことが難しい問題といえるため、案外多くの方が加入したくもないにもかかわらず、納得できないまま加入して会費を支払っているのかもしれません。
 

未加入世帯への配慮も求められる

PTAは任意加入ではあるものの、加入しなければ子どもにネガティブな影響を与えてしまう可能性はあります。もっとも、PTAは子どもたちの支援をする組織であり、子どもたちが不利益を被るのはPTAのあり方として認められないものであるため、未加入世帯への配慮も求められています。
 

PTA会費を支払わない場合の懸念点

ここからは、事前に知っておきたいPTA会費を支払わなかった場合の懸念点を紹介します。会費を支払わないことで子どもに多少の影響が考えられます。
 

行事へ参加しにくい

PTA会費を支払っていない場合は各種行事への参加がしにくいようです。PTAの会費で行事を賄っているものの場合は、参加を控えることになるでしょう。
 

記念品を受け取れない

PTA会費を負担していない場合、卒業などのイベントで記念品を受け取れない可能性があります。卒業式で渡される記念品がPTAからの贈り物である場合、会費を支払っていなければお子さんが受け取れなくなる可能性もあります。この場合は加入前に記念品の扱いについて確認しておくことが大切です。
 
なお、記念品については実費を支払うことで用意してもらえる学校もあるようです。
 

PTAは子どもを支援する団体で会費の用途はさまざま

PTAは、子どもを支援する組織です。しかし、PTA会費が気になって「加入したくない」と考えることも誤った考えではありません。加入するかしないかは、周囲の保護者の考えを聞いたり、加入状況を確認したりしたうえで、先を見据えて選択した方がよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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