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「そば」vs「そうめん」夏バテでも栄養をとるならどっち? コスパもあわせて比較

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月28日 4時40分

「そば」vs「そうめん」夏バテでも栄養をとるならどっち? コスパもあわせて比較

暑い夏、ツルっと軽やかに、カラカラの喉も潤せる麺類を食べたくなりますよね。わさびや塩をつけるなど渋くて大人な食べ方もできる「そば」と、味もシンプルで子どもたちにも大人気の「そうめん」。あなたはどっち派ですか?   本記事では、夏の定番麺類である「そば」と「そうめん」を、夏バテに効く栄養面、コスパ面で比較してみました。

そばやそうめん、栄養ってあるの?

まずは「そば」と「そうめん」、それぞれの栄養面を見ていきましょう。
 

そばに含まれる栄養素

そばは穀物のそばの種子から作られていますが、お米などの他の穀類の中でも特にタンパク質が豊富で、人間が生きていくために必要な必須アミノ酸がバランス良く含まれているのが特徴です。
 
さらに、そばに豊富に含まれる栄養成分に「ルチン」があります。ルチンには、毛細血管を強く丈夫にする作用があるので「脳卒中」「高血圧」「動脈硬化」「コレステロールの抑制」など生活習慣病予防の効果が期待できます。
 
他にも、疲労回復やエネルギー補給に役立つビタミンB群やミネラルも豊富に含まれているのが特徴です。
 

そうめんに含まれる栄養素

小麦・塩・植物性油からできているそうめんは、「セレン」と「モリブデン」という栄養が豊富です。セレンには酸化作用があり老化や病気予防に効果が期待でき、モリブデンは糖質や脂質の代謝、血液をつくる作用に関わる栄養素となっています。
 

夏バテにより効果的なのは?

夏バテは、室内外の温度差を繰り返し体感することによって、自律神経の働きが乱れて体内機能に影響を及ぼしている状態で、倦怠感や食欲不振、寝不足などさまざまな症状が出てきます。
 
夏バテ予防にはエアコンでの適切な室温設定のほか、生活習慣を整えることも重要です。当然、生活習慣には「栄養ある食事」も含まれます。
 
そばとそうめんを比較すれば、夏バテにより効果的なのは「そば」だと考えられます。そばには、鉄分やマグネシウムが多く含まれており、汗で流れてしまったミネラル分を補うのにぴったり。夏バテに適した食材といえます。
 
一方、そうめんにもビタミンやミネラルは含まれていますが、そばには及びません。食物繊維やたんぱく質などを多く含む食材と組み合わせるなどして、栄養バランスを補いながら美味しく食べるようにしましょう。
 

コスパが良いのはどっち?

そばとそうめん、コスパが良いのはどちらなのかも比較してみましょう。今回は「楽天市場でのネット購入」でかつ「1kg」「乾麺」という条件で最安値を比べてみました。
 

価格は?

結果はそうめん840円、そば1080円でした。2024年7月14日時点での「最安値」という条件では、そうめんのほうがコスパは高いことがわかりました。
 

賞味期限は?

賞味期限は製造元にもよりますが、そうめんの場合、開封前で1~3年の保存が可能といわれています。お中元やお歳暮でもらう木箱に入った高級なそうめんは、1年半ほどに設定されていることが多いようです。
 
一方そばの場合、常温で1~2年程度とされています。乾麺の中でも比較的長期保存が可能なそうめんは、賞味期限の長さでも「コスパが良い」と言えますね。
 

そばもそうめんも、栄養バランスを考えて美味しく食べよう

そうめんより栄養価も高く、夏バテに効果的だと紹介した「そば」ですが、さすがに毎日そばだけを食べていると栄養に偏りが生じてしまうかもしれません。そうめんを食べる時でも言えることですが、旬の夏野菜なども含めたさまざまな食材と組み合わせて食べるように心がけましょう。
 
さまざまなレパートリーを試すことで、アレンジを楽しみながら栄養バランスも摂れて、美味しく夏バテ予防ができますよ。
 
執筆者:本条アカネ
FP2級

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