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毎月口座から息子の「修学旅行積立金」5500円が引き落とされています。海外→国内に変更になったのですが差額は“返金”されるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月29日 6時30分

毎月口座から息子の「修学旅行積立金」5500円が引き落とされています。海外→国内に変更になったのですが差額は“返金”されるのでしょうか?

子どもの修学旅行の費用について、積み立てによる納入を選択している家庭もあるでしょう。修学旅行の費用は行き先によって変わるため、あらかじめ行き先が決まったうえで、必要な金額が月々口座から引き落とされる場合があります。   もし、すでに積立金が引き落とされている状態で修学旅行の行き先が変更になった場合、返金されるのかどうか気になる人もいるかもしれません。   本記事では、修学旅行の積立金返金について詳しく解説するとともに、行き先が変更になった場合の返金を確認する手順などもご紹介します。

修学旅行の積立金とは?

修学旅行の費用は各家庭が負担することになりますが、まとまった金額を一度に支払うことが難しい場合に備えて、毎月一定の金額が口座から引き落とされる積み立て方式を採用している学校もあるようです。
 
例えば、修学旅行の概算積み立て費用が6万6000円の場合「12ヶ月間にわたり、毎月5500円ずつ口座から引き落とされる」という方法です。
 
毎月払いのほかに一括払いを選択できるケースもあるようなので、学校からの通知文などでそれぞれの申し込み方法を確認しておきましょう。インターネットを通じて旅行会社に直接申し込むようになっている場合もあるようです。
 

行き先が変更になった場合は返金されるのか?

積立金の引き落としが完了してから修学旅行の行き先が変更になった場合、差額分が返金されるのか気になる人も多いでしょう。特に、海外から国内に変更になった場合は費用が大幅に変わる可能性があります。
 
日本修学旅行協会が実施した「令和6年度(2024年度)都道府県・政令指定都市 修学旅行実施基準概要一覧」によると、東京都の高校では国内旅行の場合が9万6000円以内(税抜き)、海外旅行の場合は燃油特別付加運賃や渡航手続き費用・個人経費を除いて11万5000円以内(税抜き)とされています。
 
海外から国内に行き先が変更になった場合は、2万円以上の差額が出る可能性があります。学校によって対応は異なりますが、返金について事前に確認しておくと安心です。
 

積立金の返金について確認する際の手順は?

積立金の返金については、学校からの公式な通知文に返金先や金額などが記載されている可能性があるため、チェックしておきましょう。学校によっては、余剰金を返金せず、次年度の教育活動や行事に使用する場合もあるようです。その場合の詳しい内容についても、確認しておく必要があるでしょう。
 
学校からの通知文で返金に関する情報が確認できない場合は、学校に連絡を入れ担任の先生や事務室に電話やメールで問い合わせるか、もしくは教育委員会に質問するといいでしょう。学校側が保護者会議を開催するようであれば、必要に応じて出席し、疑問に思っていることを質問してみることをおすすめします。
 

修学旅行積立金は返金されず次年度に繰り越されることもあるので確認が必要

子どもの修学旅行費を毎月口座から引き落とされる「積立金」として納入している場合、行き先が変更になったなどの理由で金額が変わったとき、差額が返金されるのか不安に感じる人もいるでしょう。
 
特に、海外から国内に行き先が変わった場合は差額が大きくなることが予想されるため、学校から返金に関する通知文がきたらすぐに確認が必要です。状況によっては余剰金が返金されず、次年度の教育活動などに使われることもあるようなので、その点もチェックしておきましょう。
 
学校から通知がこないようであれば、学校や教育委員会に直接問い合わせるなどして確認することをおすすめします。
 

出典

公益財団法人日本修学旅行協会 令和6年度(2024年度)都道府県・政令指定都市 修学旅行実施基準概要一覧 ◆東京都
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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