近所のママ友のご厚意で5歳の息子を「おうちプール」で遊ばせてもらいました。お礼をしたいのですが、何か渡すべきでしょうか？

子どもが小さいとママ友の家で遊ばせてもらう機会もあるでしょう。その場合のお礼について頭を悩ませる人もいるかもしれません。   特に、ママ友の家のベランダや庭などで一緒に「おうちプール」で遊ばせてもらった場合は、水道代もかかることなので、お礼にどのようなものを用意すべきかよく考えた方がいいでしょう。   本記事では、おうちプールで遊んだ場合にかかるおよその水道代を考慮したうえで、5歳の子どもをおうちプールで遊ばせてもらった場合のお礼についてご紹介します。

おうちプールで遊ぶ場合にかかる水道代は？

子どもをおうちプールで遊ばせてもらったことに対するお礼を考えるにあたって、まずはおうちプールで遊ぶ際にかかる水道代がいくらぐらいなのかを確認してみましょう。おうちプールのサイズによって使用する水道料は異なるため、いくつか例を挙げて計算したものを表1にまとめました。
 
東京都水道局の情報を基に、水1リットル当たりの単価を0.24円とします。自分の子どもを遊ばせてもらったのは1回のみと仮定し、基本料金は考えずに「水道の使用量×0.24円」で計算していきましょう。
 
表1

プールの大きさ	容量	水道代
幅166×奥行き100×高さ25cm	128リットル	約31円
幅201×奥行き170×高さ84cm	160リットル	約38円
幅183×奥行き183×高さ38cm	958リットル	約230円
幅305×奥行き183×高さ56cm	1050リットル	約252円

※筆者作成
 
容量が1000リットル前後のプールであれば水道代が200円以上かかる可能性がありますが、小さめのプールであれば数十円で済むため、水道代がかかった分をお礼するというよりは「一緒に遊ばせてくれた」という厚意に対するお礼を用意するつもりでいた方がいいかもしれません。
 
また、自分の家で「おうちプール」をするには、ビニールプールを購入する必要があり、大きさによっては数百円～1万円以上するものもあります。ママ友はもともと持っていたビニールプールで遊ばせてくれたのかもしれませんが、そういった点でも感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
 

どのようなお礼をすればいいのか？

基本的には、子どもたちがプールで遊んだ後に一緒に食べられるようなお菓子をお礼に渡す場合が多いようです。子どもと一緒に自分も招かれてプール遊びに付き添ったのであれば、それで十分でしょう。
 
もし、自分は付き添わず子どもだけ遊びに行かせてもらった場合は、プールで遊んでいる間、ママ友が一人で面倒を見ていたくれた可能性があります。
 
今回の事例では「5歳」ということですが、小さな子どもがプールで遊ぶ際の付き添いは何かと大変だと考えられるため、その場合は、ママ用にも大人が喜ぶようなお菓子を渡してもいいかもしれません。
 

「物」以外のお礼の方法を考えるのもおすすめ

ママ友との付き合いの深さにもよりますが、子どもが小さいうちは「お互いさま」な部分もあるかもしれないので、お菓子などの「物」ではなく「次は自分の家に招く」という形でお礼をするのもいいでしょう。
 
小さな子どもの遊び場を探すことは意外と大変なので、遊び場を提供してあげることの方が、物をもらうよりもうれしいかもしれません。
 

お菓子のお礼や「次は自分の家に招く」という形でのお礼だと喜ばれる可能性がある

近所に住むママ友が子どもを招待してくれておうちプールで遊ばせてくれた場合、お礼にどのようなものを渡すべきか迷う人も多いでしょう。
 
おうちプールで遊ぶ際は水道代もかかるため、いくらぐらいかかる可能性があるのかを確認したうえでお礼の内容を考えた方がいいかもしれません。小さめのプールであれば水道代もそれほどかからないはずなので、子どもが好みそうなお菓子などをお礼に渡すといいでしょう。
 
また、次回は自分の家にママ友の子どもを招待するという形でお礼をすると、喜んでもらえる可能性があります。
 

出典

東京都水道局 よくある質問 節水について
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー