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アラサーで年収「450万円」って高収入な方でしょうか? 「平均年収」と比較したいです。

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月30日 9時20分

アラサーで年収「450万円」って高収入な方でしょうか? 「平均年収」と比較したいです。

アラサーの年収で「450万円」は果たして高収入なのでしょうか? 今回は、アラサーで年収「450万円」の場合、同世代の平均年収と比較して高収入なのかどうか、調査します。また、年収450万円の業種・職種別での位置づけや、今後のキャリアプランも参考にしてみてください。

アラサーの平均年収は?

「アラサー」とはアラウンドサーティー(around thirty)の略称として使われる、30歳前後の人を指す言葉です。
 
国税庁が毎年発表している「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、25~29歳の平均給与は389万円、30~34歳は425万円でした。
 
このデータからみると「年収450万円」は、アラサーの平均年収よりも上回っています。そのため、年収450万円は高収入な可能性があるといえるでしょう。
 

年収450万円は多い?少ない?

「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によれば、全年齢での平均年収は「458万円」となり、年収450万円は平均とほぼ同じです。
 
しかし、年代別に見てみると、19歳以下の平均年収124万円、70歳以上の298万円なども含まれています。実際に多くの人が働いている年代の20~24歳は273万円、25~29歳は389万円、30~34歳は425万円となり、平均年収は450万円以下です。
 
しかし35~39歳になると462万円、40~44歳は491万円、45~49歳は521万円、50~54歳は537万円、55~59歳は546万円と平均年収が450万円を超えてきます。この結果から、35歳以降になると年収450万円は平均を下回ってくるのです。
 
次に年収ではなく所定内給与(時間外手当を除いた毎月支給される給与の金額)の平均額と比較してみましょう。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、25~29歳は25万8300円、30~34歳は28万6000円という結果でした。
 
年収450万円でもらっている現在の所定内給与(賃金)と比較し、これよりも高ければ高収入の可能性があります。
 

業種・職種別での年収比較

業種別給与所得者の年収を比較すると、これからのキャリアプランの参考になります。「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、年収800万円以上が43.5%と平均給与が最も高かったのが「電気・ガス・熱供給・水道業」でした。
 
年収800万円以上が28.1%と次いで高かったのが「金融業・保険業」、23.7%が「情報・通信業」、19.1%が「学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業」でした。
 
このように年収は業種によっても差があるため、より高収入を目指して転職を検討する場合には、年収が高い業界に狙いを定めてみるのもよいでしょう。
 

アラサーの年収450万円は高収入

国のデータを参照すると、アラサーの年収450万円は平均値を上回っています。しかし、年収は業種や職種によっても異なるため、一概に高収入であるとはいいきれません。
 
また、年収450万円に満足しておらず、より高収入を目指す場合、転職を視野に入れてみるのもおすすめです。業界や業種選びも意識し、今まで得たスキルを活かしたキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。
 

出典

国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 -調査結果報告-
厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 の概況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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