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独身で年収400万円です。昔から憧れていた「ハリアー」と、街乗りに便利そうな「ハスラー」で迷っています。この年収で「ハリアー」は厳しいでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年7月31日 10時10分

独身で年収400万円です。昔から憧れていた「ハリアー」と、街乗りに便利そうな「ハスラー」で迷っています。この年収で「ハリアー」は厳しいでしょうか…?

昔から憧れていた車があり、「いつかあの車に乗ってみたい」と思っている人もいるでしょう。中には、年収400万円の人で昔から憧れていた「ハリアー」と街乗りにも便利な「ハスラー」で迷っているかもしれません。   車は非常に高い買い物であり、購入後は維持費もかかるため、欲しいからといって簡単に新車で購入というわけにはいきません。 今回のケースではどうするのが良いのでしょうか、本記事で解説します。

年収400万円だと車代は200万円が目安

車は、毎年のように購入する物ではなく、価格も安くはないため、購入の際には自身の収入に見合った車を選ぶ必要があります。
 
一般的には「車の購入費用は年収の半分が目安」と言われています。そのため、年収が400万円の場合、車の購入金額は200万円程度までにしたいところです。
 

ハリアーとハスラーの新車はいくらくらい?

「ハリアー」は「高級クロスオーバーSUV」として知られる、トヨタ製の人気SUVです。ハリアーのさまざまなグレードの車が掲載されている公式サイトを見ると、メーカー希望小売価格は税込で312万8000円~620万円です。
 
「ハスラー」は「遊べる軽」のキャッチフレーズで人気のSUZUKIの軽自動車です。「ハスラー」のメーカー希望小売価格もさまざまですが、150万円くらいから200万円前後までとなっています。
 
年収400万円の場合、車の購入費用は200万円が目安ですので、「ハリアー」はかなり厳しいですが、「ハスラー」であれば、目安には収まります。
 

車には維持費もかかる

車は購入して終わりではなく、ガソリン代や駐車場代、メンテナンス代などの維持費がかかります。
 
ソニー損害保険株式会社が2023年におこなった「2023年 全国カーライフ実態調査」によると、毎月の平均維持費は「ハリアー」が該当するSUVは1万7600円、「ハスラー」が該当する軽自動車は1万1000円です。
 
また、維持費の中でも特に駐車場代は、都市部と地方でかなり差があります。地方では家賃に含まれていることもありますが、都市部では3万円程度かかる場合も珍しくありません。
車を購入する際には、駐車場代含めた維持費についても考えておきましょう。
 

新車購入以外にも「ハリアー」に乗る方法はある

年収400万円でどうしても「ハリアー」に乗りたい場合、新車購入以外の方法も検討したいところです。
 
中古車もその1つです。ハリアーは中古車であれば、200万円以下の車も多く見つかります。
 
最近では、「残価設定型クレジット」、いわゆる「残クレ」も有効です。残クレはあらかじめ数年後の価格(残価)を設定し、本体価格からその残価を差し引いた金額に対してローンを組み、分割で支払う仕組みで、通常のローンよりも毎月の支払を抑えられます。
 
また、自分の車にはなりませんが、「カーリース」や「カーシェア」を利用すれば、車をある程度自由に乗ることが可能です。
 

まとめ

車を保有すると毎月の維持費もかかることもあり、年収400万円の場合は「ハリアー」を新車で購入するのは厳しいかもしれません。しかし、中古車を購入したり、「残クレ」などのほかの手段を検討したりすることで憧れの車に乗れる場合もあります。
 
車の乗り方や毎月の維持費含め、いろいろシミュレーションしながら、どの車にするかを検討してください。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 トヨタ ハリアー
スズキ株式会社 ハスラー 価格・グレード
ソニー損害保険株式会社 ソニー損保「2023年 全国カーライフ実態調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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