1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「科学捜査研究員」の年収はどのくらい?仕事内容やキャリアパスついても解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月2日 1時50分

「科学捜査研究員」の年収はどのくらい?仕事内容やキャリアパスついても解説

世の中には数多くの仕事がありますが「ちょっと人と変わった仕事をしてみたい」と考える方もいるでしょう。その中で挙げられるのが科学捜査研究員です。この仕事はあまり身近ではないものの、ドラマで見かけたことがある方も多いでしょう。   しかし、具体的に就職方法や必要な資格などが分からず悩む方も見られます。今回は科学捜査研究員について、仕事や給料、そしてなるためのキャリアパスを紹介します。

科学捜査研究員とは

ここでは、まず科学捜査研究員についての概要を紹介します。厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、令和2年時点での就業者は9万8020人と記されています。
 

どのような仕事?

科学捜査研究員とは、科学や物理、法医学等の専門知識をもとに犯罪捜査の鑑定や研究を行う仕事です。専門分野によって科学科、物理科、法医科、文書科そして心理科の5つに分類されます。例えば、科学科では火薬や油、覚醒剤など薬物の鑑定が行われたり、物理科では出火事件の原因究明や防犯カメラの画像解析などが行われたりしています。
 
ドラマなどでよく見られるDNA鑑定は法医科が担当、筆跡の鑑定や印刷物の鑑定は文書科の担当です。そして、心理科では犯罪者プロファイリング等を行っています。このように一口に科学捜査研究員といってもさまざまな業務内容があります。
 

仕事につくには?

科学捜査研究員になるには、各都道府県の採用試験に合格する必要があります。採用試験の専門職として採用された後に、科学捜査研究員に配属される形になります。採用人数はいずれも少なく、年によっては採用のないこともあるため、非常に競争率の高い仕事であることが分かります。
 
また、受験資格は科学や物理学など、専門的な分野での学びを深めているかが条件になっているところもあるので、事前に要綱を確認しておきましょう。
 

科捜研の給料は?

働く際に気になるのが職業における給料です。仕事をするうえで、もらえる金額は事前に知っておきたいでしょう。ここでは、科学捜査研究員の一般的な給料について紹介します。
 

年収の全国平均は740万円程度

科学捜査研究員の一般的な年収は740万円程度となっています。そのため、世間の平均年収と比べるとやや高い傾向にあるでしょう。なお、求人賃金では月額で全国平均26万3000円というデータもみられます。
 

科学捜査研究員に向いている人

ここからは科学捜査研究員に向いている人の特徴を紹介します。どのような職業も向き不向きがあるため、自分に適しているか見極めてから進路として決定しましょう。
 

正義感が強い人

第一に、正義感が強く「正しいことを行いたい」と考える方に科学捜査研究員は適していると考えられます。時には人の生死に関わるほど、他人の人生に大きく左右する仕事であるため、少しの過ちも許せないといった方には適している可能性があります。
 

分析力がある人

科学捜査研究員には分析力も求められます。目で見たものをただ直感で判断するのではなく、さまざまなデータを揃えたうえで分析を行います。
 
そのため、一つひとつのデータを見る力はもちろん、集められたものから、正解を導き出していく力も求められるでしょう。普段から思考を巡らせるのが得意だったり、気になったもののデータを集め分析したりしている方は向いているかもしれません。
 

将来の夢を叶えるには試験突破が必要

捜査研究員は特別な資格を保有するのではなく、試験を受けて突破することになります。そのため、大学に通い将来を見据えて、学習を進める必要があるでしょう。また、大学に通うなら、まずは自分の得意な科目や目指したい学部を定めたうえで、勉学に励む必要があります。夢の実現に向けて、今できることからスタートしましょう。
 

出典

厚生労働省 職業情報提供サイト jobtag 科学捜査研究所鑑定技術職員
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください