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自動販売機vsコンビニ! ペットボトルの「お茶」を買うのはどっちのほうが安いか検証

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月4日 1時50分

自動販売機vsコンビニ! ペットボトルの「お茶」を買うのはどっちのほうが安いか検証

ペットボトルのお茶を購入する際、自動販売機やコンビニを利用する方も多いでしょう。自動販売機は24時間いつでも使えて便利ですし、コンビニの多様な選択肢にも魅力がありますが、価格面ではどちらが優位なのでしょうか。   この記事では、自動販売機とコンビニでペットボトルのお茶の価格を比較し、どちらがお得なのかを探ってみました。

自動販売機vsコンビニ! ペットボトルのお茶の価格を比較

自動販売機とコンビニでのお茶の価格を比較したところ、表1の結果になりました。
 
表1

商品名 自動販売機価格 1ミリリットルあたり価格 コンビニ価格(税込み) 1ミリリットルあたり価格
商品A 500ミリリットル
190円
0.38円 500ミリリットル
約184円
約0.368円
商品B 555ミリリットル
150円
約0.27円 600ミリリットル
約160円
約0.267円

※筆者作成
 
商品Aはコンビニの方が1ミリリットルあたり約0.012円安く、商品Bもコンビニの方が約0.003円安い計算です。どちらの商品もコンビニで購入する方がわずかに安いことが分かります。
 
さらに、コンビニにはプライベートブランドがあります。大手コンビニ3社で販売しているプライベートブランドの緑茶の価格について調べたところ、3社とも600ミリリットル税込み108円で販売していました。1ミリリットルあたりの価格を計算すると0.18円です。
 
これは、前述の商品Aや商品Bの価格と比較すると非常に安価です。メーカーにこだわりがなければコンビニの方がお茶をより安く購入できるといえるでしょう。
 

自動販売機のお茶の価格が高いのはなぜ?

同じメーカーであっても、自動販売機のお茶の価格の方がコンビニやスーパーより高い理由は、利便性と設置場所の賃料の違いにあります。
 
まず、利便性が大きな要素です。自動販売機は24時間稼働しており、どこでも手軽に飲み物を購入することができます。深夜や早朝、スーパーなどが閉まっている時間帯に便利です。しかし、この利便性を提供するためには、維持費や電力費などのコストが発生します。
 
また、設置場所の賃料も理由のひとつです。自動販売機が設置されている場所によっては、賃料が発生し、それが商品の価格に反映されていることがあります。
 

自動販売機とコンビニでお茶を購入する際のメリットとデメリット

自動販売機とコンビニでお茶を購入する際のメリットとデメリットは以下の通りです。
 

自動販売機

自動販売機は24時間稼働しているため、深夜や早朝など、いつでも自身の都合に合わせて飲み物を購入できます。また、最近では、技術の進化によって顔認証やスマートフォン決済など、新たなニーズに応える筐体(きょうたい)も登場してきました。
 
しかし、自動販売機のお茶はコンビニよりも価格が高い傾向にあります。また、一般的にはコンビニよりも商品の種類が少ない点もデメリットです。
 

コンビニ

コンビニのお茶は、一般的に自動販売機よりも価格が安いです。前述の通り、プライベートブランドのお茶であればより安価で購入することが可能でしょう。さらに、コンビニでは多種多様な商品を取り扱っているため、好みのお茶を選ぶこともできます。
 
ただし、多くのコンビニは24時間営業ですが、一部の店舗では営業時間が限られている場合があるため注意が必要です。
 

ペットボトルのお茶を買うならコンビニの方が安い場合がある

今回検証した結果によると、ペットボトルのお茶を買う際、同じメーカーであればコンビニの方がわずかに安く、メーカーにこだわりがないのであれば各コンビニのプライベートブランドのお茶を購入する方が安いことが分かりました。
 
ただし、24時間いつでも購入できる自動販売機の利便性も魅力のひとつです。状況に合わせて、利便性と価格のどちらを重視するかを判断し、購入場所を選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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