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35歳独身で年収「300万円」です。貯金は全くないのですが、同程度の年収で貯金できている人はどのくらいいますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月6日 3時0分

35歳独身で年収「300万円」です。貯金は全くないのですが、同程度の年収で貯金できている人はどのくらいいますか?

35歳で年収300万円の人の中には、貯金をうまくできていない人がいるかもしれません。その中で、同じくらいの収入で貯金できている人の割合が気になる人もいるのではないでしょうか。   今回は、年収300万円台で金融資産がある人の割合をご紹介します。あわせて、貯金額の目安や貯金のコツについてもまとめました。

年収300万円台で金融資産がある人の割合は?

年収300万円未満および年収300万円~500万円未満で金融資産がある人の割合について、金融広報中央委員会からは表1の割合が発表されていました。
 
表1

年収300万円未満 年収300万円~500万円未満
単身世帯 61.3% 72.5%
二人以上の世帯 62.1% 74.4%

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」を基に筆者作成
 
表1から、全体の6割~7割程度は金融資産を保有していることが分かるでしょう。なお、保有している金融資産は、おもに預貯金や株式投資などがあげられていました。
 
また、30代の単身世帯で金融資産を保有している割合は66%となっています。この割合は全ての年収を含めたものとなってはいますが、目安として6割程度は金融資産を保有していることを理解しておきましょう。
 

年収300万円台だとどのくらい貯金ができる?

年収300万円台でどのくらい貯金ができるかは、個人のライフスタイルによっても異なるといわれています。目安としては月に2~4万円とされていますが、まずは自分が無理なく貯金できる金額を計算するとよいでしょう。
 
例えば家賃3万円の家に住んでいる人と5万円の家に住んでいる人では、月に2万円も支出が変わってきます。また、ボーナスの有無によっても、月に使える金額は大きく変動するでしょう。
 
貯金をする際は、手取りの10%程度が理想と考えられています。難しい場合は5%からでも構いませんので、少しずつ貯金を始めてみるとよいでしょう。
 
なお、金融広報中央委員会によれば、30代で金融資産を保有している人の金融資産保有額の平均値と中央値は、単身世帯と二人以上の世帯で表2のようになります。
 
表2

世帯人数 平均値 中央値
単身世帯 594万円 100万円
二人以上の世帯 601万円 150万円

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」を基に筆者作成
 
貯金をする際は、上記の金額も目安にしてみてください。
 

年収300万円台で貯金をするためのコツ・ポイント

年収300万円台で貯金をするためのコツ・ポイントとして、以下の3つをご紹介します。

・収入と支出を把握する
 
・貯金分から先に確保する
 
・固定費を見直す

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
 

収入と支出を把握する

年収300万円台で貯金をするには、まず収入と支出をきちんと把握することが大切です。これらを把握することで、無駄な支出がないか・収入に対して無理な支払いをしていないかなどを認識できます。
 
理想は支出を減らす方法ですが、どうしても減らせないケースもあるでしょう。その場合は副業を始めたり昇進を目指したりなどして、収入アップを目指すのもひとつの選択肢です。
 

貯金分から先に確保する

貯金に苦手意識を持っている場合は、先に貯金分から確保するのもよいでしょう。先取り貯金と呼ばれる方法で、お金が入った時点で貯金を進められます。
 
会社員の場合、財形貯蓄制度を利用するのも選択肢となります。給与から天引きされて貯蓄していくため、給与を使い切ってしまう心配もありません。積立定期預金やNISA、iDeCoを用いるのも、先取り貯金におすすめの方法となっています。
 

固定費を見直す

年収300万円台の場合、どうしても節約する必要が出てきます。この場合、固定費を見直してみるのも効果的な手段といえるでしょう。
 
中でも通信費は、見直しがしやすい部分とされています。スマホのプランをずっと変えていない場合、新プランに変更することで、大幅な節約につながるかもしれません。また、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることも、ひとつの手段となるでしょう。
 

年収300万円台で貯蓄ができている人の割合は6~7割ほど

年収300万円台で貯蓄ができている人の割合は、単身世帯・二人以上の世帯どちらも6割~7割程度となっています。30代に注目してみても、割合は6割ほどとそれほど変動しませんでした。
 
貯金が難しい場合は、収入と支出を把握することから始めてみましょう。また、貯金分から先に確保するのもひとつの方法です。
 
どのような貯金方法が合っているかは一人ひとり異なります。まずは自分に合った方法を見つけ、効果的な貯金方法を実践してみましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表番号2 金融資産の有無、統計表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年調査結果 各種分類別データ 統計表番号2 金融資産の有無、統計表番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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