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毎月「福沢諭吉」の1万円札を貯めて、ようやく200万円になりました。新紙幣の発行で使えなくなる前に、銀行に預けたほうが良いでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月9日 2時30分

毎月「福沢諭吉」の1万円札を貯めて、ようやく200万円になりました。新紙幣の発行で使えなくなる前に、銀行に預けたほうが良いでしょうか…?

2024年7月に、日本銀行は「新しい紙幣」の発行を始めました。発行初日に銀行に新紙幣を求めて並ぶ人をニュースで見た人もいるでしょう。   新紙幣の発行による経済の活性化なども期待できますが、現在保有している旧紙幣はどうなるのかと気になる人もいるのではないでしょうか。   毎月「福沢諭吉」の一万円札を自宅にタンス預金として貯め続けている人の場合、ようやくまとまったお金になったものの、旧紙幣が使えなくなる前に早めに銀行に預けようとしているかもしれません。   本記事では自宅に貯めた旧紙幣のタンス預金を、銀行に預けるべきか解説します。

今後も旧紙幣は使える

結論として、新紙幣が発行された後も旧紙幣を使い続けることは可能です。2024年7月3日から発行された渋沢栄一の一万円札、津田梅子の五千円札、北里柴三郎の千円札はもちろん、今まで使用していた福沢諭吉氏の一万円札なども今のところ使用期限はありません。
 
そもそも、1度発行された銀行券は、法令に基づく特別な措置がとられない限りはずっと使用できます。そのため、現在発行されている紙幣に加え、発行されなくなった種類を含め、現在25種類の銀行券が有効です。
 
自宅に保管している福沢諭吉の一万円札も、すぐに銀行に預けなければ使えなくなるということはありません。
 

多額のタンス預金には注意が必要

旧紙幣で200万円を自宅に保管していたとしても、法的な問題や、使えなくなるといったことはありません。しかし、大金を自宅で保管しておく際には注意しておきたい点があります。
 

紙幣にも寿命がある

紙幣は丈夫に作られていますが、紙でできているため、寿命があります。日本銀行によると、一万円札の寿命は4~5年程度、五千円札や千円札はつり銭などでのやり取りの多さで傷みやすい点から1~2年程度とされています。
 
自宅に保管している場合、使用する場合ほど劣化は進まないかもしれませんが、保管状態によってはだんだんと劣化していくこともあるでしょう。
 

タンス預金には盗難や事故などのリスクがある

タンス預金を自宅に保管する場合、「防犯面などでは注意」が必要です。多額の現金を家に保管していることを第三者に知られると、盗難にあったり、詐欺の対象にされてしまったりするリスクがあります。
 
また、盗難対策などでお金を複数箇所に分けて保管する場合、保管場所が分からなくなってしまうかもしれません。
 
さらに、タンス預金は地震や火事、大雨や津波といった災害に弱い点にも注意が必要です。このような災害が起こってしまうと、現金は焼けたり流されたりといった形で手元から消えてしまう可能性があります。タンス預金は保険の対象からも外れるので、火事などで失ってしまった場合に取り戻すことはできません。
 

まとめ

新紙幣が発行されても旧紙幣は使い続けられますので、無理に銀行に預ける必要はありません。とはいえ、タンス預金にはさまざまなリスクがあります。本記事を参考に、貯めたお金をどうするのか考えておきましょう。
 

出典

日本銀行 これまでに発行されたお札のうち、現在使えるお札はどれですか? 古いお札を持っていますが、現在も使えますか?
日本銀行 その他有効な銀行券・貨幣
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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