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銀行窓口での両替に「手数料」がかかることがあるって本当?何枚までなら手数料がかからない?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月7日 2時30分

銀行窓口での両替に「手数料」がかかることがあるって本当?何枚までなら手数料がかからない?

銀行窓口での両替を頻繁に利用する人がいるかもしれません。その中で銀行窓口での両替に手数料がかかる場合があると知り、どんなときにいくらの手数料がかかるか気になる人もいるでしょう。   今回は銀行窓口で両替する際の手数料についてまとめました。あわせて、銀行窓口での両替に手数料がかかるようになった背景についてご紹介します。

銀行窓口での両替に手数料がかかるのはどのようなとき?

銀行窓口での両替に手数料がかかるのは、おもに取扱枚数が関係します。銀行によって手数料は異なりますが、今回はみずほ銀行と三菱UFJ銀行を例に、窓口での両替手数料を見ていきましょう。
 
表1

取扱枚数 みずほ銀行 三菱UFJ銀行
1~10枚 口座所有者:無料(1日1回)
それ以外:550円
口座所有者:無料(1日1回)
それ以外:550円
11~500枚 550円 770円
501枚以上 1320円
(以降500枚ごとに660円)
500枚ごとに770円を加算

出典:株式会社みずほ銀行「その他手数料一覧」、株式会社三菱UFJ銀行「その他手数料」を基に筆者作成
 
表1のように、10枚を超える両替から手数料が発生することが一般的になるようです。そのため、両替枚数が多い場合は、手数料を加味しておくようにしましょう。なお、いずれの銀行においても、取扱枚数の算定基準は、両替前の枚数と両替後の枚数のいずれか多い方となります。
 
なお、両替は窓口だけでなく、両替機を使用して行うこともできます。この場合、専用のカードが必要になるケースもありますが、窓口での両替よりも手数料が安く設定されていることも覚えておきましょう。
 

銀行での両替に手数料がかかるようになった背景

銀行での両替に手数料がかかるようになった背景として、以下の2つが考えられます。

・高い維持費がかかっている
 
・銀行の経営が厳しくなっている

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
 

高い維持費がかかっている

銀行での両替に手数料がかかるようになった理由のひとつに、高い維持費がかかっていることがあげられます。例えば硬貨を両替する際に、外貨やゲームセンターのメダルなどが混ざっていると、硬貨を読み取る機械の故障につながりかねません。
 
機械が故障すると、当然修理代金が発生します。こういった修理代金などの維持費は年間で数億円もの費用となり、その一部を利用者に負担してもらうことが目的と考えられているようです。
 

銀行の経営が厳しくなっている

銀行の経営が厳しくなっていることも、両替に手数料が導入されている背景のひとつとされています。特に窓口での両替に手数料を設定すれば、対応するスタッフの手間や時間を削減できるとの考えがあるようです。
 
両替にかかる時間や手間を削減できれば、その分をほかの業務に充てられるようになるでしょう。また、手数料がかからないネット銀行の利用を推進したいとの考えも関係しているといわれています。
 

銀行窓口で両替する際は、取扱枚数に応じて手数料が発生することがある

銀行窓口で両替する際は、取扱枚数に応じて手数料が発生するようです。今回紹介した2つの銀行では、口座所有者であれば、10枚まで手数料はかかりません。以降は各銀行が定める手数料が必要になるため、注意しましょう。
 
銀行での両替に手数料がかかるようになったのは、維持費や経営面での問題などが関係しているようです。今後銀行窓口での両替にかかる手数料がどうなっていくかは分かりませんが、利用する際はこれらの背景があることも理解しておきましょう。
 

出典

株式会社みずほ銀行 その他手数料一覧 窓口両替金種指定払戻
株式会社三菱UFJ銀行 その他手数料 円貨両替手数料
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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