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もったいないと言って“不織布マスク”を最低3回は使いまわしている母。衛生面は問題ないのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月9日 2時40分

もったいないと言って“不織布マスク”を最低3回は使いまわしている母。衛生面は問題ないのでしょうか?

不織布マスクは基本的には使い捨てですが、頻繁に使用する場合、使いまわしても問題がなければ節約のために何度も使いたいと考える方もいるのではないでしょうか。   しかし、マスクは飛沫を防ぐことで感染症を予防したり、花粉やホコリを防いだりするために使用することから衛生面で問題がないのか不安もあるでしょう。   そこで今回は、不織布マスクは節約のために何度でも使えるのか? や不織布マスクを使いまわす以外の再利用の仕方についてご紹介します。

不織布マスクを使いまわすリスク

不織布マスクは基本的には使い捨てのため、1日で交換することが望ましいです。1度使用すると、マスクにはさまざまなウイルスが付着している可能性があるためです。
 
それだけでなく、不織布マスクを使いまわすために洗濯したり、表面をアルコール消毒したりするのもやめましょう。ウイルスを防ぐ効果が半減する可能性があるとされているためです。
 

不織布マスクの正しい使い方

ここからは、不織布マスクの正しい使い方をみていきましょう。


・不織布マスクは、鼻・口・あごを覆う
・ワイヤー部分を鼻筋にしっかりフィットさせる

ただし、不織布マスクの種類によって使い方が異なる場合があるため、着用前には説明書を確認することが大切です。また、使用後はマスクの汚染面に触れないようにひもの部分をもって外し、廃棄しましょう。
 

不織布マスクの使いまわし以外の節約方法

不織布マスクは基本的に使い捨てですが、使わずに余ったマスクやサイズを間違えて買ってしまったマスクなどは、別の方法で再利用できる可能性があります。節約したいと考えているなら、使いまわし以外で再利用して節約につなげてみてはいかがでしょうか。
 
ただし、人混みや病院の受診など外で使用したマスクや、自分が体調不良のときに使用したマスクは、ウイルスが付着している可能性が高いことが考えられます。
 
そのため、再利用は避けて一度の使用で破棄するようにしましょう。ここからは、使いまわし以外の節約方法をご紹介します。
 

掃除道具として活用する

不織布はほこりを取ったり、長年蓄積されたしぶとい汚れを落としたりするのに効果的だといわれています。そのため、不織布マスクを割り箸など固い棒に巻き付ければ、次のような場所の掃除で活用できます。


・窓のサッシ
・ドアの枠の上
・トイレ本体のすき間
・テレビや冷蔵庫などの家電の下

普段念入りに掃除しないような窓や壁の隅、見えにくいテレビの裏側や冷蔵庫の下などは、不織布マスクできれいにするには最適の場所である可能性があります。
 

料理後の油処理に活用する

不織布マスクは、吸水性が高いことが特徴のひとつとされています。そのため、料理後の油処理に活用すると便利です。使用後の残った油を吸わせた不織布マスクをビニール袋に入れたら、あとは燃えるゴミとして捨てるだけなので後片付けは簡単です。
 
ただし、不織布マスクは火に弱いため、油はしっかり冷え切ってから処理をしましょう。熱いうちに処理しようとすると火がつくおそれやビニールが溶けてしまう危険があります。
 

不織布マスクは基本的には使い捨てだが、状況によっては掃除などに再利用することも可能

不織布マスクは、衛生面の問題から基本的には使い捨てと考えておきましょう。そのため、使いまわす行為はおすすめしません。
 
ただし、使わずに余ったマスクなどは、掃除道具として活用できる場合があります。捨てる前に気になる箇所を掃除したり、料理後の油処理に利用したりして、節約につなげましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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