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10月よりはがきや封書の郵便料金が値上げすると聞きました。お得に郵便を利用する方法はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月9日 3時50分

10月よりはがきや封書の郵便料金が値上げすると聞きました。お得に郵便を利用する方法はありますか?

昨今、食料品の値上げが話題になっていますが、2024年10月より郵便料金も値上げされることが決定しています。電話やメールで連絡が取れる便利な世の中にはなりましたが、はがきや封書を活用している人もまだまだ多いのではないでしょうか。   そこで今回は、2024年10月より値上げする郵便料金の詳しい内容と値上げ後もお得に郵便を利用する方法についてご紹介します。

2024年10月1日から郵便料金は値上げされる

2024年10月1日から郵便料金が値上げされると発表がありました。通常はがきは63円から85円に変更されます。
 
定型郵便は、25グラムまでが84円から110円、50グラムまでが94円から110円となり、重量区分が50グラムまでに統合されるようです。ほかにもいくつかの郵便料金が値上げされています。詳細を表1にまとめました。
 
表1

種類 重量 9/30まで 10/1以降
定形外郵便物規格内 50グラム以内 120円 140円
定形外郵便物規格内 100グラム以内 140円 180円
定形外郵便物規格内 150グラム以内 210円 270円
定形外郵便物規格内 250グラム以内 250円 320円
定形外郵便物規格内 500グラム以内 390円 510円
定形外郵便物規格内 1キログラム以内 580円 750円
速達 250グラム以内 260円 300円
速達 1キログラム以内 350円 400円
速達 4キログラム以内 600円 690円
特定記録郵便 160円 210円
レターパックプラス 520円 600円
レターパックライト 370円 430円
スマートレター 180円 210円

※日本郵便株式会社「2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。」を元に筆者作成
 
定形外郵便物の「規格内」とは、長辺34センチメートル以内、短辺25センチメートル以内、厚さ3センチメートル以内および重量1キログラム以内の郵便のことです。
 

郵便料金の値上げ後もお得に送る方法

郵便料金の値上げの幅は、種類によって異なりますが、定形外郵便物規格内は重量が重くなると大幅に値上がりします。重量が重いものを送る場合はともかく、はがきや紙類を封書で送るならできるだけお得に発送したい人が多いでしょう。
 
その場合には、「ミニレター」がおすすめです。手紙などと一緒に、写真やメモ(紙片)などの薄い物を送るのに向いています。重さが25グラム以内であれば、ミニレターで63円で送れるため、定形郵便よりも安く送れます。
 
ただし、25グラム以内であっても、紙片状のもの以外は同封できないため注意が必要です。
 

既存のはがきや封書は値上げ後も切手を足せば使用可能

郵便料金が値上げしたあと、既存のはがきや切手が自宅に眠っている場合、不足分の額面の切手を足せばそのまま使用可能です。なお、2024年9月2日には差額分、また変更後の料金に対応した額面の普通切手やはがき、レターパックなどが発売されます。
 

郵便料金が値上げされても、ミニレターを利用すればお得に送れる

2024年10月1日から郵便料金が値上がりします。少しでも郵便費をおさえたい方は、ミニレターを利用すると、定形郵便の料金よりお得に利用できる可能性があります。
 
電話やメールは便利ですが、直筆で気持ちを伝えられるはがきや手紙は大切にしたいものです。ぜひ、心温まる手紙をお得に届けてみてください。
 

出典

日本郵便株式会社 2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。
日本郵便株式会社 Q.郵便書簡(ミニレター)に同封できるものはどのようなものですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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