【おすすめ節約術】家計が「カツカツ」です。2人の子を持つ主婦ですが、結局どこを節約すれば効果がありますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月10日 2時0分
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昨今の物価高騰を受けて、各家庭では食費をはじめさまざまな生活費の負担が増えています。その反面、物価高に合わせた賃金の増額はあまり進んでおらず、家計のやりくりに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、子どものいる家庭で日々の節約におすすめの方法をご紹介します。無理なく取り入れられそうなものを参考にして、家計の見直しをしてみましょう。
世の中の家庭は毎月いくら使っている?
総務省統計局の「家計調査 家計収支編 総世帯 2023年」によると、4人家族における1ヶ月あたりの支出額は、平均32万3324 円という結果になっています。
内訳としては、食費が9万712円、住居費が1万5208 円、交通・通信費が4万6226 円、教養娯楽費が3万2503 円、その他4万8057 円です。この数字はあくまでも平均値であり、家庭事情によって、大きく異なる部分もあります。
例えば、家賃を払っていたり、住宅ローンの返済をしていたりする家庭では、住居費用は1万5000円よりも多くかかることのほうが多いでしょう。
節約はどこから始めるべきか
生活費を抑えるために、家計の見直しを試みたものの、どこを削っていくのが効果的かつ無理のない節約になるのか分からずお困りの方も多いでしょう。無理な節約は、豊かな生活を送れなくなる可能性もあり、長続きしにくいです。では、どこを見直していくのがベストなのでしょうか。
家計を見直す際、支出は「固定費」と「変動費」の2つに分けて考えましょう。固定費とは、家賃や水道光熱費、保険料など毎月ほぼ金額に変動がなく必要となるお金のことです。変動費とは、食費や日用品費、娯楽費、美容費などのことで、生活状況によって毎月の金額が変わるお金です。
無駄遣いをしない、外食を控えるなど変動費を節約するのも効果的ですが、より大きな金額を継続して節約できるのは、固定費の見直しです。ただし、いずれも無理に節約すると長続きできないだけでなく、ダイエットのリバウンドのようにかえってお金を使うようになってしまうこともあり得るため、できることから始めましょう。
また、やみくもに節約するのではなく、家計を把握することも重要です。なんとなくお金を使ってしまっていた場合は、毎月の支出やその内訳を把握してみましょう。
固定費の節約術
本項では、一度見直すと比較的大きな金額の節約を継続してできる、固定費の節約術をご紹介します。
・携帯電話を格安スマホに変える
格安スマホに乗り換えるとプランによって差はあるものの、毎月3000円台に携帯電話代を抑えられます。プラン次第では、さらに安い2000円台も可能です。
・ガスや電気のプランを見直す
ガスや電気は自由化されたため、各社からさまざまなプランが提供されています。生活スタイルに合わせて、少しでもお得になるプランに切り替えれば節約にもつながるでしょう。
・古い家電の買い替えで電気代を節約
家電を古いものから最新のものに買い替えることで、節約につながる可能性があります。環境省によると、10年前の家電と最新の家電で比較した場合、エアコンでは15%、冷蔵庫では42%、テレビでは31%の節約ができるとされています。
変動費の節約術
固定費の節約に比べて節約金額は少額ですが、無理なく少しずつ節約したい場合には、次のことを実践してみるとよいでしょう。
・ペットボトル飲料をやめてマイボトルを持ち歩く
ペットボトル飲料1本を150円とした場合、1ヶ月で4500円、1年で5万4000円の節約になります。どうしても購入する場合はコンビニではなくスーパーで安く購入することを心掛けましょう。
・欲しいものがあってもすぐに買わない
その場ですぐ購入するのではなく、一度ネットショップを検索してみて、安く購入できないかどうか調べてみましょう。少しでも安く購入できるだけでなく、一度冷静になって本当に必要なものか検討することもできます。
・ポイントをうまく活用する
ポイントを活用すれば、お得に買い物をしたり特典がもらえたりするためお得です。あちこちでポイントカードをつくるのではなく、買い物するお店をある程度絞り、効率よく貯めることが重要です。
無理せず始められるところから節約を
節約のために無駄を省くことは大切ですが、真夏の猛暑のなかでエアコンを我慢すると、体調を崩すばかりか命の危険もあります。また、安いものを求めてスーパーをいくつもまわって買い物するのは、移動費にお金がかかるうえに、時間を無駄にしている可能性もあります。
節約は一時的なものではなく、継続して行うことが大切です。まずは固定費を見直して、変動費もできることからコツコツと節約すると、節約習慣が身につき、自然と出費を抑えられるようになるでしょう。
出典
総務省統計局 家計調査 家計収支編 総世帯 2023年 表番号4 世帯人員・世帯主の年齢階級別
環境省 デコ活 くらしの中のエコろがけ 省エネ製品買換ナビゲーション しんきゅうさん
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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