「サウナ」vs「銭湯」週3で通うならどっちがお得? それぞれのメリットも含めたコスパを検証
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月13日 10時0分
近年では趣味の1つとしてサウナの人気が高まり、仕事やプライベートでの疲れを「整う」ことで癒やす人も増えています。サウナを楽しむ方法としては、「サウナ専用施設」と「サウナ付き銭湯」の2つが主です。どちらを選ぶかは好みの問題ですが、ひんぱんに通うのであれば、どちらがお得なのでしょうか? 本記事では、サウナと銭湯のメリットや特徴について解説するので、コスパなどが気になる人は参考にしてみてください。
サウナと銭湯、それぞれのメリットや特徴について
サウナ専用施設とサウナ付き銭湯にはそれぞれ違ったメリットがあるため、自分の考え方や好みに合わせて選択しましょう。施設によって設置されている設備や料金設定は違い、人によっては複数の施設を利用しているケースも少なくありません。
サウナと銭湯それぞれのメリットや特徴について解説するので、参考にしてみてください。
サウナのメリットや特徴とは?
サウナ専用施設には専門的な設備が集められているため、複数のサウナと水風呂が用意されている場合があります。
それぞれのコンセプトに合わせたデザインがされており、サウナ初心者からサウナ熟練者まで楽しむことができます。ホテルなどが併設されているケースもあり、休憩を挟みながら長時間楽しむ人は少なくありません。
ほかにも、積極的にイベントを開催している施設も多いので、イベントに合わせて訪問するのも楽しみ方の1つです。ただし、多くのサウナ施設は時間制料金となっているため、比較的コストが高くなる傾向にあります。
銭湯のメリットや特徴とは?
銭湯にサウナが付いているケースは多く、普通にサウナを利用するだけなら十分でしょう。
ただし、1つの銭湯に1つのサウナしかないのが一般的で、温度は施設が設定しているもので我慢しなければなりません。自分に合わないと感じても選択の自由度が低いため、こだわりのある人は満足できない可能性が考えられます。
一方で、銭湯には薬湯などほかの浴槽が用意されていることが多く、サウナ以外にも総合的に楽しむことが可能です。料金に関しても一度入れば時間制限などがない傾向にあり、長時間楽しみたい人にはおすすめといえます。
サウナと銭湯にはさまざまな楽しみ方がある
サウナと銭湯にはさまざまな楽しみ方があるため、いろいろな施設を回る人も少なくありません。
最近ではテーマパークのような施設も増えており、お酒や料理が充実していたり、オリジナルグッズの販売をしていたりもします。ほかにも、休憩所で漫画が読み放題、サウナドリンクが用意されているなども魅力でしょう。
サウナにこだわりを持っているなら、1つの施設で複数のサウナに入れるサウナ専用施設がおすすめ、サウナにこだわりがなく温泉も楽しみたいなら、サウナ付き銭湯がおすすめといえます。その時の気分や状況に合わせて使い分けるのがよいでしょう。
サウナでも銭湯でも無理をしない
サウナでも銭湯でも、無理をしないことが最も大切なポイントです。熱さを極限まで我慢するのは身体によくありません。場合によっては体調不良などを引き起こすこともあるため、その日の体調とも相談しながら楽しんでください。
熱さに耐えてから飲むビールやドリンクはおいしいかもしれませんが、健康だからこそ楽しめることを忘れないようにしましょう。
コスパに関しては銭湯の方が優れている?
コスパに関しては銭湯のほうがサウナよりも優れているといえます。理由としてはいろいろな施設が楽しめるからです。そのため、家族などでのんびりしたいと考えているなら、お風呂にもサウナにも入れる銭湯のほうがおすすめです。
サウナの中身・充実度にこだわるならサウナ専用施設が優れていますが、どちらかといえば趣味としての側面が大きい施設になります。
また、サウナ施設の料金は時間制などが多いため、コスパを考えると比較的高くなりがちです。週3回通うならそのときの気分などに合わせやすい、銭湯のほうがいいかもしれません。具体的な銭湯の金額、サウナの金額例については、図表1を参考にしてみてください。
図表1
銭湯 | サウナ |
---|---|
東京 550円 | 東京 サウナ 平日料金 1時間1900円 土日料金 1時間2400円 |
大阪 520円 | 大阪 サウナ 1時間 1500円 |
福岡 480円 | 福岡 サウナ 平日料金 90分1600円 土日料金 90分2000円 |
全国公衆浴場生活衛生同業組合連合会 入浴料金などを基に作成
まとめ
サウナも銭湯もそれぞれに違ったメリットや特徴があります。「コスパ」のみを考えると銭湯のほうが優れていますが、設備の充実度などはサウナ専用施設が優れていることが多いです。
自分の気分や体調に合わせて、コスパを優先するか中身を優先するかを考えつつ、サウナと銭湯の両方を活用して楽しむのがいいかもしれません。
出典
全国公衆浴場生活衛生同業組合連合会 入浴料金
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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