掃除機を週1でかけるのと毎日かけるのでは、生涯で発生する電気代はどれだけ違いますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月16日 4時50分
掃除機をかける頻度は家庭によって異なります。毎日掃除する人もいれば、数日に1回という人もいるでしょう。掃除はすればするほどきれいな状態を保つことができ、毎日快適に過ごせます。掃除の際に掃除機を使う人は多いと考えられますが、気になるのは電気代です。 今回の記事では、掃除機をかけるとどのくらい電気代がかかるのかについて解説します。
掃除機の種類
掃除機にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。まずは掃除機にはどんな種類があるのかを解説します。
キャニスター型
キャニスター型は電源にコンセントを挿して使用するタイプです。これまでの掃除機は、キャニスター型が一般的でした。吸引力が高いのが特徴で、一回掃除機をかけるだけできれいになります。ただ、コンセントの差し替えが必要だったり、本体が大きいため収納に困ったりすることがデメリットです。
スティック型
スティック型は細く、軽量なため、手軽に掃除することができます。持ち運びもしやすく、あらゆる場面で活躍できる掃除機です。コードレスタイプを使えば、コンセントの電源を気にする必要もありません。ただ、キャニスター型と比べると吸引力は劣ります。毎日掃除機をかける人や、手軽に掃除したい人におすすめです。
ハンディ型
ハンディ型は棚の上のほこりやテーブルに落ちた食べカスなどを掃除する際に最適です。大きな掃除機では掃除できないところも、ハンディ型であればスムーズに掃除することができます。コードレスタイプであれば、車内の掃除もできます。しかし、音が大きいのと吸引力にそれほど優れていないため、2台目に持つ掃除機としておすすめです。
ロボット掃除機
ロボット掃除機はスイッチを押したり、アプリを起動したりするだけで掃除をしてくれる便利なものです。ある程度部屋の構想を認識してくれるため、一度掃除するだけでスムーズに掃除してくれます。障害物があるとぶつかってしまうため、事前に部屋をきれいにしておきましょう。部屋の角には行き届かないので、細かな部分は自分で掃除しなければなりません。
電気代はどのくらい変わる?
掃除機は上記のように種類がありますが、ほかに、ゴミを回収する紙パック式とサイクロン式に分けることも可能です。近年ではサイクロン式の掃除機が多く販売されていますが、紙パック式の掃除機もまだあります。実は紙パック式とサイクロン式では電気代に若干の差があります。
紙パック式とサイクロン式の違いについて具体的に解説します。
電気代の違い
紙パック式の消費電力は平均1000Wです。掃除機を15分使う場合、電気代を1kWHあたり27円と仮定すると1回あたりの電気代は6.75円となります。
一方、サイクロン式の消費電力は800Wであるため、同条件で1回あたりの電気代は5.4円です。毎日掃除すると、紙パック式の場合は6.75円×30日=202.5円、サイクロン式の場合は5.4円×30日=162円になり、1ヶ月あたり40円の差があります。
1週間に1回かける場合の月々の電気代は、紙パック式だと6.75円×4日=27円、サイクロン式だと5.4円×4日=21.6円となります。
ロボット掃除機の場合
実は、ロボット掃除機運転中の消費電力は30Wほどです。1回の掃除にかかる時間は40分程度なので、上記と同様の条件で計算すると1回あたりの電気代は0.54円になります。毎日掃除する場合は、0.54円×30日=16.2円、1週間に1回の場合は、2.16円となります。
ただし、ロボット掃除機の場合は充電式のため、充電にかかる電気代が別途かかることを考慮に入れなければなりません。
毎日かけるならロボット掃除機がおすすめ
毎日掃除する場合は、ロボット掃除機の方が圧倒的に電気代が抑えられます。ただ、初期費用やパーツの交換などの維持費もかかるため、これらを考慮したうえで検討しましょう。
ほかにも、掃除機をかける頻度を1週間に1回にすれば、電気代を抑えることができます。それ以外に、フロア用の掃除シートで掃除をすれば、部屋自体をきれいに保つことができるでしょう。負担とならない範囲で無理なく掃除をするのがおすすめです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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