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お金があったらついつい使ってしまう。そんなあなたに身につけてほしい習慣

ファイナンシャルフィールド / 2018年12月25日 8時30分

お金があったらついつい使ってしまう。そんなあなたに身につけてほしい習慣

「お金を貯めなきゃ…とは思うけど、あったらついつい使っちゃって」という声をよく聞きます。   なぜ、貯めなきゃという思いと裏腹に、使ってしまうのか。そういう人にこそ、ぜひとも知ってほしいこと。そして、今から身につけてほしい習慣についてお話しします。  

使ってしまう人は使えないようにするのが一番

一般的に、会社にお勤めされている方にとって、毎月のお給料は待ち遠しいものです。「今月のお給料が入ったら…パーッと飲みに行こう!」「欲しかったあの商品を買いに行こう!」などと想像するのは、とても楽しいですよね。
 
もちろん、「手取り収入は全部その月に使ってしまう」という考えの人は、それで全く問題ありません。しかし、大半の人は、万が一の備えや老後のためにも、ある程度の蓄えは必要だと感じているのではないでしょうか。
 
にもかかわらず、貯める前に使ってしまい、結局今月も貯金できなかったという話を、よく耳にします。そういった場合の一番の原因は、ATMなどでお金を引き出す際に、「まだこれだけ残高があれば大丈夫」と思ってしまうことです。
 
「貯めたいのに、あれば使ってしまう」のであれば、「はじめから使えないようにする」のが最短・最善策です。
 
お勤め先の会社には「財形貯蓄」「持ち株制度」「企業型確定拠出年金」など、貯蓄のためのいろいろな制度があると思います。そういったものは積極的に利用するようにしましょう。
 
これらは全て給与天引きとなるため、お給料が入った時点で貯蓄分が自動的に差し引かれます。手取り額が少なくなったと感じるかもしれませんが、確実に貯蓄に回っているので、お金を貯めるという目標はそこで達成していることになるのです。
 

簡単に引き出せない口座を一つ持つ

もう一つ、確実に実行してほしいのが、「簡単に引き出せない口座を一つ持つ」ことです。お給料が入ったら、一部をその口座に移してしまいましょう。そして、通帳・カードは絶対に持ち歩かず、家の中に置いておくことです。
 
簡単に引き出せるとなると、ついつい使ってしまうものですが、いったん別の口座に移し、すぐに引き出せない状況を作ることで、お金の無駄遣いを防げます。それが貯蓄に結びつくことになるのです。
 

クレジットカードに頼りすぎない。

最近は、学生でもクレジットカードが作れる時代になりました。社会人であれば、2~3枚は持っているのではないでしょうか。
 
かといって、クレジットカードばかりでお買い物をするのは考えもの。自分の支払い能力をきちんと把握していればいいのですが、請求額を見てビックリした経験がある方も多いのではないでしょうか?
 
クレジットとは信用です。もし、支払い不能に陥ったりした場合は、あなたの信用が問題となり、その後新しくクレジットカードを作ろうと思っても、作れない可能性があります。そういった事態を避けるよう、日頃から気をつけておきましょう。
 
クレジットカードを利用する際は、「月にいくらまで」という上限を決めて、その範囲内で使うことをおすすめします。
 

電子マネーを上手に活用する。

最近はほとんどの大手スーパーやコンビニエンスストアなどで、電子マネーが使えるようになってきました。ポイントも貯まるし、とても便利な機能なのですが、ここで気をつけてほしいのがチャージ額です。
 
何度もチャージするのが面倒で、一気に多くのお金をチャージする方も多いと思います。チャージ残高に余裕があると思うと、ついつい余計なものを買ってしまいがちです。必要な額だけ、小まめにチャージする習慣をつけましょう。
 
手元には最低限の現金を。クレジットカードも、持ち歩くのは1~2枚程度にしておくことで、節約につながっていきます。上に挙げた習慣。この習慣が身についているかどうかで、今後の貯蓄額にも大きな差が出てきます。一つずつでも身につけていってはいかがでしょうか。
 
Text:新井 智美(あらい ともみ)
CFP(R)認定者
一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー
住宅ローンアドバイザー
証券外務員
 

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