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夏は食中毒を気にして「お弁当」の持ち運びを避けたい…。もしかして「毎日コンビニランチ」のほうが安上がり?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月19日 2時30分

夏は食中毒を気にして「お弁当」の持ち運びを避けたい…。もしかして「毎日コンビニランチ」のほうが安上がり?

暑い夏、食中毒のリスクが気になり、お弁当の持ち運びに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。   本記事では、食中毒対策やコスト比較を通じて、夏に役立つランチの選び方を紹介します。安全で経済的なランチ習慣を身に付け、暑い季節を快適に過ごしましょう。

夏における食中毒の原因とリスク

夏は高温多湿な環境が食中毒菌の繁殖を助長し、食中毒のリスクが大幅に高まります。特に、サルモネラ菌やカンピロバクターなどが代表的な原因菌です。
 
これらの菌は適切な保存や調理がされていない食品に潜んでおり、症状としては腹痛、下痢、嘔吐(おうと)などが見られます。
 

食中毒を防ぐための対策

食中毒を防ぐための対策は、食材の取り扱いと調理の基本を守ることが重要です。
 
まず、手洗いを徹底し、食材や調理器具を清潔に保つことが不可欠です。次に、食品の適切な温度管理を行い、生鮮食品は冷蔵庫に保存し、調理時には十分に加熱します。
 
ここでは、お弁当の食中毒を防ぐための方法を紹介します。
 

お弁当の保存方法と冷却対策

お弁当の保存方法と冷却対策は、食品の安全とおいしさを保つために非常に重要です。農林水産省によれば、調理後のご飯やおかずは冷やしてからお弁当に詰め、冷蔵庫などに保管して早めに食べることが大切です。常温で長時間放置すると菌が増殖してしまうためです。
 
特に夏場は、保冷剤などを活用して、できる限り温度を保つようにします。また、食品ごとに適切な保存温度を守ることが重要であり、生野菜やフルーツは別容器に入れて冷やすと良いでしょう。お弁当箱を持ち運ぶ際には、保冷バッグやお弁当箱自体が保冷剤と一体型になっていたり保冷剤を入れるスペースが付いていたりするものを使用すると効果的です。
 
食材の選び方にも工夫が必要で、特に傷みやすい食品は避けることが推奨されます。
 

【コスト比較】お弁当vsコンビニランチ

ランチをする際に、気になるのがコスト面だと思います。手作りのお弁当か、それともコンビニでランチを購入したほうが良いのか気になる方は多いのではないでしょうか。
 
特に夏場は食中毒のリスクも考慮して、どうすべきか悩む方も多いでしょう。お弁当は材料費や調理時間がかかりますが、自分好みの食事を楽しめます。
 
一方、コンビニランチは手軽で多様な選択肢が魅力ですが、毎日の積み重ねでコストが気になることでしょう。
 
ここでは、お弁当の材料費や調理時間などの時間的なパフォーマンスと、コンビニランチの価格およびバリエーションに焦点を当てて紹介します。
 

お弁当の材料費、調理時間、持ち運びの手間

お弁当作りには、材料費、調理時間、持ち運びの手間を考慮する必要があります。材料費は食べる量や中身によって変動しますが、コストは次のようになっています。
 
株式会社ニチレイフーズが2024年2月に実施したアンケート調査によれば、お弁当1個あたりにかける費用は平均222.3円です。また、お弁当の調理時間は平均で17分57秒という結果になっています。持ち運びの手間はありますが、平均で見る限り、コストを抑えつつ比較的短時間でお弁当を作っていることが分かります。
 

コンビニランチの価格とバリエーション

コンビニランチは、手軽に買えることと種類が豊富なことが魅力です。価格帯はおにぎりや惣菜パンが100円台から、お弁当やデザートが500円程度までと幅広く、予算に応じて選択できます。
 
食べる量にもよりますが、例えばおにぎり2つのみであれば前述のお弁当のコストと大差ない場合もありますし、コンビニのお弁当を買う場合は自炊のほうが節約になる可能性があるでしょう。
 
コンビニランチでは定期的に新商品が登場し、いろいろな味を楽しむことができます。栄養バランスを考慮した商品も増えており、健康を考えて商品を選びたい方にもおすすめです。さらに、温めサービスやカトラリーの提供など、ありがたいサービスが充実しており、忙しい日常の中でも手軽に食事を楽しむことができます。
 

食中毒に気を付けて夏を乗り切ろう!

お弁当とコンビニランチでは、食べる量や選ぶ商品によってコストの差が生まれることもあるでしょう。調理時間や持ち運びの手間、安全面や栄養面なども考慮しつつ、どちらが自身に合っているのか考えるようにしましょう。
 
食中毒を防ぐ方法についてはさまざまな対策がありますが、今一度、意識を高めることが大切です。食中毒予防において最も重要なのは衛生管理です。食事前には必ず手を洗い、清潔な環境でお弁当を楽しむようにしましょう。
 
加えて、日常の体調管理も欠かせません。バランスの取れた食事と規則正しい生活習慣を維持することで免疫機能を強化し、菌に対する抵抗力を高めて元気に夏を乗り切りましょう。
 

出典

農林水産省 お弁当づくりによる食中毒を予防するために
株式会社ニチレイフーズ 全国お弁当事情に関する調査 2024 お弁当に関するランキング(5ページ~6ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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