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結婚して名字が変わりましたが、銀行口座の「名義」は旧姓のままにしたいです。断られることはあるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月23日 6時30分

結婚して名字が変わりましたが、銀行口座の「名義」は旧姓のままにしたいです。断られることはあるのでしょうか?

結婚して名字が変更となり、銀行での手続きが必要になる人がいるかもしれません。その中で、銀行口座の名義を旧姓のままにしておきたいと考えている人もいるでしょう。   今回は結婚して名字が変わっても、銀行口座は旧姓のままにしておけるのかどうか、ご紹介します。また、旧姓のままにしておくことで起こりうるデメリットや変更する場合の必要書類、名字を変更する場合に発生する手数料についてまとめました。

結婚して名字が変わっても銀行口座は旧姓のままにできる?

結論からいうと、結婚して名字が変わった際に銀行口座名義を旧姓のままにしておきたい場合は、銀行に相談が必要です。これは利用していくうえで不都合が生じる可能性があるためで、銀行によっては断られてしまうこともあるようです。
 
不都合の例として、公共料金やクレジットカードの引き落としがあげられます。公共料金やクレジットカードと銀行口座名義が異なってしまうと、引き落とし口座としては設定ができなくなってしまいます。そのため、思わぬところで支払い遅延が発生し、クレジットカードが止まってしまうなどのトラブルが発生するかもしれません。
 
また、将来的に銀行で何らかの手続きをする場合も、名字の不一致で手続きができなくなるおそれがあります。この場合、旧姓を証明するための書類が必要になる可能性が高く、本人確認に時間がかかってしまう点に注意しましょう。
 

名字を変更する場合の必要書類

一般社団法人 全国銀行協会「結婚に関する口座の手続き」によると、結婚して名字を変更した場合に必要な書類は以下の通りです。
 

・すべての通帳・証書・キャッシュカード
・これまでの印鑑
・今後使用する印鑑
・改姓前と改姓後の氏名が把握できる公的な書類(戸籍謄本・抄本など)

 
必要な書類をそろえて銀行の窓口へ向かったら、用意されている届け出を記載しましょう。具体的には「変更届」「印鑑届」「カード暗証届」の3つを記入して提出すれば問題ありません。
 
提出後は銀行員の指示に従い、必要な書類を提示しましょう。記入不備や書類不備がなければ手続きは完了となり、後日キャッシュカードが送付されてきます。
 

名字を変更する場合に手数料は発生する?

銀行口座の名字を変更する場合、基本的に手数料は発生しないようです。そのため、手続きの際に現金を用意していく必要はありません。ただし、名字の変更に必要な書類をそろえるために料金がかかる点には注意しましょう。
 
例えば、役所で取得できる書類を用意する場合、住民票や戸籍謄本などが例としてあげられます。それぞれの取得費用の目安は、以下のとおりです。
 

・住民票:300円~350円
・戸籍謄本:450円程度

 
ただし、銀行によっては運転免許証やパスポートなどで新姓が確認できれば問題ないケースもあります。この場合は書類の取得費用も発生しないため、特に負担する料金はないと考えて問題ないでしょう。
 

結婚して名字が変わった際、口座名義を旧姓のままにしたい場合は銀行への相談が必要になる

結婚して名字が変更になった際、口座名義を旧姓のままにできるかどうかは銀行によって対応が異なります。そのため、まずは取引のある銀行に相談して、対応可否を確認してみましょう。
 
もし対応できる場合は、指示に従って手続きを進めれば問題ありません。対応ができないとされる場合は、必要書類を準備したうえで、窓口やインターネットバンキングからの変更手続きを行いましょう。
 
ただし旧姓のままにしておくと、さまざまな部分で不都合が起きる可能性が考えられます。クレジットカードや公共料金の引き落としができなかったり、銀行での手続きに手間がかかったりする可能性があるため、新姓と旧姓のどちらの口座名義にするか、慎重に判断しましょう。
 

出典

一般社団法人 全国銀行協会 結婚に関する口座の手続き
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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