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お盆の帰省で「墓じまい」の話になりました。実際に墓じまいするにはいくら必要ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月24日 2時40分

お盆の帰省で「墓じまい」の話になりました。実際に墓じまいするにはいくら必要ですか?

墓じまいをしたいと考えている人がいるかもしれません。その中で、実際に墓じまいするための費用がいくらかかるか気になる人もいるでしょう。   今回は墓じまいをするのにかかる費用とあわせて、どのような理由で墓じまいをしたいと考えているのかをご紹介します。

墓じまいをするのにかかる費用はどのくらい?

墓じまいをするのにかかる費用は、撤去だけするのか引っ越しもともなうのか・区画のサイズがどのくらいあるのかによって異なるようです。今回それぞれの相場を調べてみたところ、費用の目安は以下のようになっていました。

・撤去に関する費用:20~50万円程度
 
・行政手続きにかかわる費用:1000円前後
 
・納骨先を変更する費用:数十万円~数百万円

上記のことから、100万円程度は最低でも準備しておくと安心でしょう。
 
また、区画の広さによる金額の違いは、1平方メートル広くなるごとに2~3万円程度金額が上乗せされることが一般的なようです。もちろん、金額については業者ごとにそれぞれ異なります。
 
なお、墓じまいの費用が高くなる要因として、施設に重機が入らない・山奥にお墓があるなどがあげられるようです。これらに該当する場合は、費用面が高くなる点にも注意してください。
 

墓じまいをしたいと考える理由は?

株式会社AlbaLinkが実施した「墓じまいに関する意識調査」によると、墓じまいをしたいと思っている人は70.8%の割合を占めています。墓じまいをしたい理由として多くあげられているものをご紹介します。

・維持管理・墓参りが大変
 
・跡継ぎがいない
 
・子どもに負担をかけたくない

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
 

維持管理・墓参りが大変

維持や墓参りの時間や手間がかかることを理由にあげている人は多く、アンケート対象者の約半数が本回答を理由としていました。特に車がないといけない場所にお墓があったり、現在住んでいるところから離れた場所にお墓がある場合は、時間や手間もかかってしまうでしょう。
 
また、掃除や管理をする時間や点がかかることも、不安要素の一つになっているようです。
 

跡継ぎがいない

少子化が進んでいることで、跡継ぎになる子どもがいない点を理由にあげている人も見られました。お墓の跡継ぎがいなくなってしまうと「無縁墓」となってしまい、放置されたお墓は荒れてしまうでしょう。
 
これらのことが関係し、自分たちの代で墓じまいをしてしまいたいと考えている人がいるようです。
 

子どもに負担をかけたくない

子どもがいる人の中には、子どもへ迷惑をかけたくないと考えている人もいました。自身がお墓の維持や管理をしていく中で苦労し、子どもへ負担をかけたくないと考える人は少なくないようです。
 
また、子どもへお墓を継いでしまうと、その先の世代にも継いでいかなければならないとの固定概念につながるかもしれません。なんとしても継いでもらいたいとの考えは減っているようで、墓じまいを検討する人も増えています。
 

墓じまいをする場合は最低でも100万円前後の費用が必要になる

墓じまいをする場合の費用は、最低でも100万円前後の費用を想定しておきましょう。撤去するだけならそれほど費用はかからないとされていますが、実際は行政手続きを行い、新しい場所に納骨するまでを含めて考えることが一般的なようです。
 
また、依頼する業者によっても金額設定は異なります。そのため、墓じまいをする場合は、見積もりを取ったうえで比較・検討しましょう。
 

出典

株式会社AlbaLink 【お墓はいらない? 墓じまいしたい理由ランキング】男女500人アンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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