銀行口座に見知らぬ「未済通知」が…。使用していないクレカの「年会費」が発生しているようでしたが、「解約」すれば支払いを回避できるでしょうか？

銀行口座に「見知らぬ未済通知」が届いた場合、まずは冷静に対応しましょう。とくに、1年間使用していないクレジットカードの年会費が原因であることが判明した場合、そのクレジットカード会社に速やかに連絡を取り、詳細を確認してください。   解約手続きを進める際には、未払いの年会費が既に発生しているため、全額の支払いが必要となることが多いです。この記事では、クレジットカードの未解約で起こるデメリットや解約方法について紹介します。

未済通知とは何か？

未済通知とは、取引や手続きが完了していない状態を知らせるための通知であり、特定のアクションが必要であることをユーザーに知らせる重要な手段です。
 
銀行からの未済通知は、未払いの請求があることを知らせるものです。具体的には、クレジットカードの利用料金や公共料金などの口座引き落としが、残高不足等の理由によりできなかったことを意味しています。
 
もしも未済通知が届いたら、どのように対処すべきか銀行に問い合わせましょう。銀行によっては、決められた時間までに入金すれば、当日中に再度口座引落を行うケースがあります。
 

年会費の発生条件

クレジットカードを未解約のまま放置すると、年会費が発生します。一般的には、クレジットカードの契約時に年会費の有無が定められており、年会費無料カードでも一定の利用条件を満たさない場合に年会費が請求されることがあるため、注意が必要です。
 
また、解約手続きを行わない限り、毎年自動的に年会費が発生するため、利用しないカードは早めに解約しましょう。とくに、年会費が高額なプレミアムカードなどは注意が必要で、無駄な出費を防ぐために定期的な確認と管理が求められます。
 

年会費を取り消すことはできるのか？

年会費を取り消すことは可能かどうかは、カード会社やサービス提供者によって異なります。多くの場合、年会費の取り消しは特定の条件を満たさなければなりません。例えば、一定期間内に解約を申し出る、特定のキャンペーン期間中に契約する、または利用実績がある場合などです。
 
さらに、顧客サービスに問い合わせて交渉することも一つの方法です。ただし、契約書や利用規約をよく確認し、具体的な取り消し手続きや条件を理解しておく必要があります。ここでは、クレジットカードの未解約時のデメリットや解約する方法を紹介します。
 

クレジットカードの未解約放置で起こるデメリット

クレジットカードを未解約のまま放置することには、多くのデメリットがあります。まず挙げられるのは、年会費が自動的に請求されるため、使用していないカードにもかかわらず無駄な費用が発生することです。
 
また、未使用のクレジットカードがあると、他の新しいクレジットカードやローンの審査に悪影響を与える可能性があることもデメリットです。
 
さらに、カード情報が盗まれたり不正利用されたりした場合に、気づくのが遅れるリスクも高まります。これらのデメリットを避けるためにも、使用していないクレジットカードは早めに解約しましょう。
 

クレジットカードを解約する方法

クレジットカードの解約は、手順をしっかり理解することでスムーズに進められます。まず、解約を決定したクレジットカード会社のカスタマーサポートに連絡し、解約の旨を伝えてください。
 
その際、未払い残高やポイントの確認を忘れずに行いましょう。次に、必要な書類や情報を提供し、解約手続きが完了するまでの流れを確認します。解約が完了したら、カードの破棄や口座の整理も忘れずに行いましょう。
 
以上の流れで進めることにより、不要なトラブルを避けることができます。
 

面倒だと思わずに利用していないクレジットカードは解約しよう！

クレジットカードを解約せずに放置すると、不正利用のリスクが高まります。クレジットカードを多数持つと年会費もかさむため、コスト負担が高くなります。また、新しいクレジットカードの申請が難しくなったり、住宅ローンに影響が出たりする可能性があるため、放置は禁物です。
 
多数のカードを管理するのは手間がかかり、ポイントも効率的に貯めにくくなります。不要なクレジットカードは解約し、2枚程度に絞って集中的に利用することをおすすめします。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー